名所江戸百景015 春の部 日暮里 諏訪の臺

 名所江戸百景の「日暮里(にっぽり)諏訪の臺(すわのだい)」です。

 日暮里は、上野から谷中、日暮里、道灌山と続く台地の一部です。東から北へかけての視界の開けた風光明媚なところです。諏訪の臺は、諏訪明神(現 諏訪神社)の辺りです。上の絵は、諏訪神社の境内の東側の視界の開けたところです。

 下は、広重の絵本江戸土産の「日暮里 諏訪の臺(ひぐらしのさと すわのだい)」です。この絵では、諏訪明神の拝殿が少し見えています。

 下は、江戸名所図会の「日暮里総図」の其一(実は其三の間違い)です。絵の中央上側に諏訪明神があります。

 下は、諏訪神社の鳥居です。浄光寺の山門の近くにありますので、江戸時代とあまり変わっていないようです。その先に拝殿が見えます。

 

 

 下は二ノ鳥居と拝殿です。なお、江戸時代の絵には、二ノ鳥居は見当たりません。

 

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