絵本江戸土産(広重)第5編07 御茶の水

 絵本江戸土産の第5編の「御茶の水(おちゃのみず)」です。

 絵には「聖堂(せいどう)より猶(なお)西の方御堀をいう。この所、両岸(りょうがん)絶壁(ぜっぺき)にして、風景よし。殊(こと)に月雪(つきゆき)を称(しょう)すべし」とあります。

 上の絵は、神田川で、御茶の水辺りでは深い谷になっています。先に見えているのは水道橋川にある神田上水の掛樋(上水を神田川の上側に通すための水道)かと思われます。

 下は御茶ノ水駅付近の神田川です。

 下は、神田上水の掛樋跡です。このあたりに掛樋があったようです。

 

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