今回は、地下鉄の本郷三丁目駅で集合し、本郷通り西側を中心に、千駄木まで歩いてきました(2019年6月3日)。上の写真は、本郷の西行寺で撮りました(Nさん撮影)。
下は、今回のルートを示す地図で、グーグルマップを用いています。赤い大きめのマークの 史跡の中から選んで歩きました。
集合場所で、今日のコースの確認をしています(Nさん撮影)。
さて、歩きはじめました。
最初に、駅の近くの櫻木神社を訪ねました。春日通りの向こう側に鳥居が見えます(Iさん撮影)。
さあ入りましょう。
櫻木神社の拝殿の前です(TNさん撮影)。
境内社の稲荷神社です。
櫻木神社の北側に本郷薬師があります。この辺りには昔は真光寺という大きなお寺があったのですが、太平洋戦争で消失したということです。下の写真のような門をくぐります(TNさん撮影)。
真光寺は無くなりましたが、下の薬師堂が残っています。薬師堂は何度か消失しているようですが、このお堂は昭和53年に新築されたものだそうです。
その少し先にある十一面観世音菩薩です。上に書いたように、戦争でお寺は消失したのですが、この観世音菩薩は残ったということです。
説明板です(Nさん撮影)。
観音菩薩のアップです(Nさん撮影)。
もう一度本郷通りに戻ると、この辺りは見送り坂、見返り坂と呼ばれたという説明板がありました。
下はその説明板です(Iさん撮影)。
ここから菊坂というゆるい坂道を下ります。下が菊坂です(Nさん撮影)。
菊坂の道の両側には街灯があります。この街灯には銅製と思われる傘があり、昼間でも輝いているように見えます(Nさん撮影)。
この辺りには文人達の史跡が多数あります(Iさん撮影)。
下は、「文の京 一葉文化のまち」という説明板の前です。
説明板には下のように書かれています(TNさん撮影)。
菊坂の途中です。
菊坂には、上の写真のように説明板が多数あり、また、各街灯には下のようなパネルが埋め込まれています(TNさん撮影)。
下は、菊富士ホテル跡の碑です(TNさん撮影)。菊富士ホテルには文人たちが集まり、様々なドラマが繰り広げられたそうです。菊坂周辺の説明パネルにも、菊富士ホテルは頻繁に出てきます。
碑の辺りに菊富士別館という建物があります。関係があるのでしょうか(Iさん撮影)。
下は、石川啄木ゆかりの赤心館跡です(Nさん撮影)。
その説明板です(Nさん撮影)。
下は宮沢賢治旧居跡の碑です。
下は、説明板です(Iさん撮影)。
説明板には、旧居は右手建物の2階だと書いたシートが貼ってありますが、下は、どの家だろうかと話をしているシーンです(Nさん撮影)。
下の写真の家でしょうか(Iさん撮影)。
下は、樋口一葉の旧居跡です。この辺りには現在も普通に民家として使われている古い家が残っています。ただし、一葉が住んでいた家ではないようです。
ここには、一葉が使ったという井戸が残っています。下が、その井戸です(TNさん撮影)。
下は、貧乏な一葉が頻繁に通ったという伊勢屋質店跡です。
伊勢屋質店後の説明板です(Iさん撮影)。
あちこちに寄りながら菊坂を下りきったところで、本郷通りに向かいました。
下は、本郷通りの東大赤門の近くにある法真寺の山門です。江戸初期の創建で浄土宗のお寺です。
法真寺の本堂の前です(Iさん撮影)。
法真寺の本堂はお寺としては珍しく、下の写真のようにステンドグラスが使われています。ここの住職が以前アメリカのお寺で仕事をしていたことも関係しているようで、本堂の他、その周囲も少し雰囲気が違います。
このお寺の境内の隣には一葉ゆかりの「桜木の宿」があったのだそうです。下はその説明板です(TNさん撮影)。
法真寺を出て、本郷通りを北に向かいます(Nさん撮影)。
下は、本郷通りから中山道が分かれるところにある追分です。
下は、追分の説明板です(Nさん撮影)。
ここには、一里塚もあったようですが、詳細は不明です。
下は、浄土真宗本願寺派の西教寺の山門です。
山門は徳川家の重臣酒井雅楽頭(さかいうたのかみ・井伊家と並ぶ大老の家柄)の屋敷から移築された赤門です(Iさん撮影)。
本堂です。
本堂の前で記念撮影です(Nさん撮影)。
下は、願行寺の山門です。浄土宗のお寺です。
下は、本堂です。
下は、不動尊堂です(Iさん撮影)。
聖テモテ教会です。日本最初の国産のパイプオルガンがあるそうです。
礼拝堂に入らせてもらいました。
下は、夏目漱石旧居跡です。実際に住んでいた家は現在愛知県の明治村に移されています。
下は説明板です。
下は、海蔵寺の山門です。曹洞宗のお寺です。
本堂です。
下の写真は、富士山の修行を積み、富士山信仰を広めたという身禄行者の墓です。海蔵寺の墓地にあります。
お墓は富士塚のようになっています(TNさん撮影)。
身禄行者の墓の説明板です(Iさん撮影)。
下は、浄土宗の清林寺です。
下は、浄土宗の光源寺です(Iさん撮影)。
本堂です(Nさん撮影)。
ここには、駒場大観音があります(TNさん撮影)。
下は、観音堂の中に置かれている十一面観世音菩薩です。江戸時代の像は高さ8メートル程だったようで、二階の窓から顔が見え、それを拝んでいたのだそうです。しかし、それは東京大空襲で焼け落ち、現在の像は6メートルほどの高さだそうです。
下は、専念寺(専念精舎)で、正面が本堂です。
上の写真の左に見えるのは、東都六地蔵第2番(金銅仏)地蔵です(Iさん撮影)。
下は、森鴎外記念館です。
入り口です(Nさん撮影)。
下は、裏側です。
ここは、団子坂上です(Nさん撮影)。
この坂を降りると団子坂下で、千駄木駅の近くです(Nさん撮影)。
この日はここで街歩きを終了し、ランチにしました。