今回は、小田急片瀬江ノ島駅で集合し、江ノ島内の前回尋ねられなかった史跡と腰越付近を歩きました(2024/3/28)。上の写真は、満福寺での一枚です。

下は、今回のコースを示す地図で、グーグルマップを用いています。紫色のマークの史跡の中からいくつか選んで歩きました。

この日の様子をSSさんがビデオで撮ってくださいましたので、先ずビデオで見てください。

以下、写真で紹介します。

この日は、小田急片瀬江ノ島駅に集合としました(Nさん撮影)。

まず、江の島に至る弁天橋です(Nさん撮影)。

前回は仲見世通りを通り辺津宮に向かいましたが、今回は港に向かい歩くことにしました。

下は、聖天島(しょうてんじま)の説明板のところで、江ノ島の地質的なでき方を知りました。

下は説明板です。

下は聖天神社です。聖天上人が祀られています(TNさん撮影)。

説明板(下の写真)には、聖天上人とは、良真という、江島神社の辺津宮の創建をした僧だと書かれています。

住宅街の階段を登り中津宮を目指しました。

階段を登りきったところから、江の島のヨットハーバーがよく見えました(Iさん撮影)。

中津宮は前回お参りしましたので、今回はさっと通りすぎました(Nさん撮影)。

奥津宮へ向かいます。

その途中に江の島大師(高野山真言宗の最福寺の関東別院)があります(TNさん撮影)。

赤不動が本尊です(Iさん撮影)。色はほとんど分からなくなっていますが、もともとは真っ赤な色の体だったようです。

下は福島漁村(俳諧師)の句碑です。

下は、一遍上人の井戸です。一遍上人が探し当てた、という言い伝えがあるそうです。

下は関東ローム層の現れている地層です。

下は関東ローム層の説明板です。

下は山ふたつと呼ばれ深い谷ができているところです(Iさん撮影)。断層のあるところが波で侵食されできた洞窟が崩落してこのような形になった、ということです。

下は、山ふたつを眺めているところです(Nさん撮影)。

下は、群猿奉賽像(ぐんえんほうさいぞう)庚申塔です。猿が36匹彫られ、基部には蛇=龍が巻き付いており、庚申塔としては珍しい形をしています。

下は、塔のアップです(Iさん撮影)。庚申塔は庚申信仰に、猿は山王信仰に、蛇=龍は弁財天信仰に、と三つの信仰が習合したのだそうです。

下は、手水舎(ちょうずや)です。

四方の支柱の礎石は、下のように亀のような龍のような不思議な生物になっています(Iさん撮影)。

下は、源頼朝が寄進した鳥居です。

下は、亀石(亀甲石)と力石です(Iさん撮影)。

下は奥津宮の拝殿です。

下は、奥津宮の説明板です。

拝殿には、しゃもじの形をした絵が左右にあります。これは、琵琶を表しているそうで、龍と天女(弁財天)が描かれています(Iさん撮影)。ここ江の島には、五頭竜と弁財天に係る伝説があります。

拝殿の天井には、正面向亀図(八方睨みの亀)が描かれています(Iさん撮影)。

下は、竜宮(わだつみのみや)です(Iさん撮影)。

竜宮の説明板です。

竜宮の前でNさんが集合写真を撮る準備をしています。

下はNさんの撮って下さった集合写真です。残念ながら、カメラのアスペクト比の設定が変わったらしく、右側の一人が欠けています。

下は稚児ヶ淵(ちごがふち)にある、灯台の役割を果たしていた龍燈です(TNさん撮影)。

稚児ヶ淵を見渡せるところです(Nさん撮影)。

下は、龍燈の横に置かれている石碑群(句碑、歌碑)です。

その後、岩屋まで行ってみましたが、人が多くて時間が掛かりそうだったため岩屋参拝はパスしました。

そして、べんてん丸(稚児ケ淵 と弁天橋をつなぐ遊覧船)の乗り場に向かいます(Nさん撮影)。

べんてん丸に乗り込むとことです(Iさん撮影)。

あっという間に弁天島に到着しました。

さて、ランチはどこにしようか、と相談しています。

熟慮の末、片瀬海岸でランチにしました。

まずは一杯。幸せそうな顔!(Nさん撮影)。お茶で乾杯の手も見えます。

ランチの後、龍口寺(りゅうこうじ)に向かいました。

下は龍口(りゅうこう)明神社の元宮だそうです(Iさん撮影)。本社は現在別の場所に移っています。

下は、龍口(たつのくち)刑場跡です。日蓮が処刑されるはずだった刑場ですが、そのときに光が飛び込んできて処刑は中止になったのだそうです。

下は刑場跡碑と説明板です(Iさん撮影)。

龍口寺山門です(Nさん撮影)。

龍口寺の縁起を見ています。

縁起には、日蓮の処刑の日の様子が主に書かれています。

下は、日蓮が一晩押し込められた洞窟だそうです(Iさん撮影)。

下は本堂です(Iさん撮影)。

五重塔です。

下は、五重塔の説明板です。

次に、腰越(こしごえ)に向かいました。下は、龍口寺の前を通っている江ノ電です(Iさん撮影)。

江ノ電の腰越駅を通り過ぎて先へ進みます(Nさん撮影)。

下は、満福寺です。義経が平家の捕虜を連れて鎌倉に入ろうとしたのですがここ満福寺に留め置かれたそうで、そのときに書いた腰越状があるそうです。

満福寺の本堂です。

満福寺の説明をしてもらっています。

下の像は弁慶が腰越状を清書しているところを表しています(TNさん撮影)。

下は弁慶の腰掛石だそうです(TNさん撮影)。

下は小動(こゆるぎ)神社です。

鳥居には下のような注連縄(しめなわ)が下がっています(Iさん撮影)。

下は、拝殿です。

下は、小動神社の由緒です。

小動神社の境内には、腰越八王子遠見見番所と呼ばれた見張り場があります。

江の島が下のように見えます(Iさん撮影)。

下は浄泉寺です。真言宗の寺院です。

下は本堂です(Iさん撮影)。

本堂前で一枚(Nさん撮影)。

この日はここで散策終わりとしました。