今回は、旧小田原宿のうち小田原城東側を中心に歩きました。上の写真は御幸(みゆき)の浜での一枚です。

下は、今回のコースを示す地図で、グーグルマップを用いています。紫色のマークの史跡の中からいくつか選んで歩きました。

この日の様子をSSさんがビデオで撮ってくださいましたので、先ずビデオで見てください。

以下、写真で紹介します。

今回は、小田原駅で集合しました。今日のコースにつき、説明しています。

全員揃ったところでさあ出発しましょうか。

駅を出て最初の目的地に向かいます。この日は、かなり暖かくなりましたが、黄砂で少し視界の低下した一日となりました。

細い路地に入りました(Nさん撮影)。

マンホールの蓋に導かれて目的地に向かいます(Nさん撮影)。

先ず着いたのは、北条氏政と氏照の墓所です(TNさん撮影)。小田原といえば北条氏ですので、今回は北条氏について覚えよう、を目標にしました。

五輪塔が3つ並んでいますが、中央の2つが氏政と氏照のお墓(五輪塔)で、右の少し大きめな五輪塔は氏政の奥さんのお墓、との言い伝えがあるそうです(TNさん撮影)。

お墓の説明を聞いています。

下は、墓所の説明板です。

下は、和紙とお茶のお店 江嶋です。歴史ある出桁造り(だしげたつくり)が残されている建物です。

お店の正面です(Nさん撮影)。

軒の部分を下から見ると、出桁造りがよく見えます(TNさん撮影)。

出桁造りの説明を聞いています(Nさん撮影)。

ハリスト正教会の前です(Nさん撮影)。

次に蓮乗院土塁跡に向かいます(Iさん撮影)。

この土塁は、小田原城の総構の一部です(Nさん撮影)。

小田原城の土塁(総構)で、土塁の東側(我々の立っている所)はお堀の跡で今は暗渠になっています。

この土塁には、太平洋戦争終結の直前に受けた爆撃の跡があります。この場所の土塁は窪んでいます。

下は説明板です。

土塁に沿って残っている暗渠は下流で地上に現れています(TNさん撮影)。

次は、宗福寺を訪ねました。曹洞宗の寺院です。

宗福寺の説明を聞いています。

下は、宗福寺の境内にある山王大権現です。

下は、山王大権現の説明板です。

下は、山王権現のお堂の前です(Nさん撮影)。上の説明板から分かるように、神社ではなくて、お寺の堂宇の位置づけです。

お堂には、青面金剛と猿の像が安置されています(Iさん撮影)。

下は、浜町山王(はまちょうさんのう)神社です。

本殿です。

山王神社の由緒を見ています。

浜町山王神社の由緒です。

上の由緒に書いてある星月夜の井戸(再現したもの)と石碑が下の写真にあります(Iさん撮影)。

下は、星月夜の詩を詠んだ漢詩が彫られている石碑です(TNさん撮影)。

下は江戸口見附跡です。ここから西側が小田原宿ということになります。

下は、東海道を挟み反対側にある、一里塚跡です(Iさん撮影)。

下は説明板です。

上の一里塚に行く際に、歩道橋を渡りました(Nさん撮影)。

歩道橋の西側には、下のような風景が見えていました(Iさん撮影)。西の空に、巻雲(けんうん)が一直線に伸びています。

その時刻の気象衛星の画像を調べてみたら、下のようになっていました。オレンジ色の矢印でカメラの位置とその視線の方向を表しました。箱根辺りから東南東に筋が見えます。これが、上の写真の巻雲のようです。下の画像では、富士山付近の厚い白い雲が目立っています。

下は北条稲荷で、北条氏政(四代目)が、氏政の父氏康の供養のために建立しました。氏康は狐に祟られた、というお話も伝わっています。

北条稲荷について説明中です。

下は蛙石(かわずいし)です。

蛙石のアップです(Nさん撮影)。

蛙石の説明板です。

北条稲荷の境内での様子です(Nさん撮影)。

下は、古新宿(こしんしく)龍宮神社で八代龍神が祀られています。

八代龍神の説明板です。

街角にて(Nさん撮影)。

下は、かつての小田原城の幸田門を移築したもので、廃藩置県の際に、払下げになったのだそうです。

かまぼこ屋さんの前。皆さん、良い姿勢で歩いてますね(Nさん撮影)。

下は、下の問屋場(しものといやば)跡です。

下は、鰹節屋さんの籠常です。

脇本陣の場所にあった古清水旅館跡の説明板には、終戦直前の小田原空襲について書いてあります。

下は、空襲の説明です。

下は、清水本陣跡です。この辺りが、小田原宿の中心だったようです。

下は説明板です。

明治天皇宮ノ前行在所跡です。この本陣には、明治天皇が五回泊まられた、ということです。

下は、明治天皇宮ノ前行在所跡の説明板です(TNさん撮影)。

下は、山車が保存されている建物の前です(Nさん撮影)。

下は、西湘バイパスの下のトンネルです。相模湾が四角い窓からみた風景のように見えます。

こんなふうに見えます(TNさん撮影)。

海へ出ました。ここは、御幸の浜(みゆきのはま)と呼ばれます。 

こんな景色のよい所に来ても、資料を調べている人がいます。

下は、千度小路(せんどこうじ)龍宮神社です。

ここでランチにしました。美味しいおでんをいただきました(Nさん撮影)。

ランチで一休みの後、行動開始しました。

下は、曹洞宗の徳常院です。

本堂の右のお堂に大仏が置かれています。吉三地蔵とも呼ばれています(Iさん撮影)。八百屋お七の恋人の吉三郎が、お七の菩提を弔うために作ったというお話が伝わっているそうです。

先代の住職?が大仏の説明をして下さいました。

下は大仏の説明板です。

下は、子どもを抱いた馬頭観音です。

馬頭観音のアップです(Iさん撮影)。

下は、明治天皇本町行在所跡(旧片岡本陣跡)です。

下は説明板です(Nさん撮影)。

下は、松原神社です。日本武尊他の神様が祀られています。

松原神社の由緒の説明を聞いています。

下は由緒です。

松原神社の拝殿です(TNさん撮影)。

Nさんのカメラで全員写真を撮ってもらいました。

境内にある吉兆の大亀です(Iさん撮影)。

この日はここでお終いとし、小田原駅に向かいました、

下は、小田原城近くにある、時の鐘です。未だ現役で、毎日決まった時刻をしらせているそうです。さあ、帰ろ。