今回の東海道歩きでは、旧東海道から少し離れ、京急穴守稲荷駅から、穴守稲荷~大師橋~川崎大師、と巡り川崎大師駅まで歩きました(2019年1月7日)。上の写真は、鴎神社で撮りました(Nさんのカメラ)。
下は、今回のルートを示す地図で、グーグルマップを用いています。赤い大きめのマークの史跡の中から選んで歩きました。
京急穴守稲荷駅に集合しました。この駅は、穴守駅、羽田駅などいろいろと名前を変えた駅だそうです。改札口を出ると穴守稲荷の鳥居があります(Iさん撮影)。
反対側から見たのが下です(Nさん撮影)。
下は穴守稲荷の鳥居です(Iさん撮影)。穴守稲荷は豊受大御神を祀ります。元は、新田(現在の羽田飛行空港の敷地)を開墾するときに作られた神社だそうです。終戦直後、現在地に引っ越しています。
穴守稲荷の境内で。
拝殿の前の鳥居です(TNさん撮影)。
下は拝殿です。
そこから天空橋に向かいました。下は、天空橋を渡っているところです(TNさん撮影)。橋の下は海老取川です。
下は天空橋から弁天橋側(南側)を見ている写真です(Nさん撮影)。
同じく、天空橋にて。
海老取川の船着き場風景です(Nさん撮影)。
旧穴守稲荷神社の大鳥居です(Iさん撮影)。羽田空港の工事に伴い、旧穴守稲荷が現在の穴守稲荷に移されたときに、大鳥居だけ羽田に残ったのだそうですが、それも、その後現在の場所に移された、という経緯があるそうです。
大鳥居の前です。
海老取川に架かる弁天橋を渡っています(Iさん撮影)。
弁天橋西詰南の説明板です。
下は五十間鼻無縁仏堂です(Nさん撮影)。関東大震災や第二次世
界大戦の東京大空襲の際漂着した大勢の水難者を弔っているのだそうです。
下は、水神社・羽田弁天です(Iさん撮影)。
羽田弁天(玉川弁財天)の拝殿です。
昔用いられていた赤レンガ堤防です(TNさん撮影)。
数百メートルに渡り残っています。
下は、鴎神社です。食物の神様である宇迦之御魂命を祀っています。漁師さんたちの神様でもあり、この辺りには稲荷神社が多数あります。
ここで集合写真を撮りました(Nさんのカメラ)。
この境内の前には、羽田道の碑があります(TNさん撮影)。旧東海道の美原町辺りで、東海道から別れて羽田に向かう道がこの辺りを通っていたようです。
下は、羽田の渡し跡です。古くから川崎とつなぐ渡しがあったようです。昭和初期に産業道路が整備され大師橋が架けられ、渡しはその役目を終えました。又、その大師橋は平成になり新しい大師橋へと架け替えられました。
下は、ここから川崎側(南側)を見た写真です(Iさん撮影)。左は高速一号線、右は産業道路(大師橋)です。
西側を見ると、大山と、雲が少し掛かった富士山が見えました(Nさん撮影)。
下は正蔵院です。真言宗智山派の寺院です。
正蔵院の本堂です(Iさん撮影)。
その北側にある羽田神社です。素盞鳴尊(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなだひめのみこと)を祀っています。羽田神社は、この後訪問する自性院の境内にあった牛頭天王社が明治に入り独立したものだそうです。牛頭天王は須佐之男の習合しています。
拝殿です(Iさん撮影)。
手水舎には牛頭天王にちなみ牛がいます。
この境内に富士塚があります(TNさん撮影)。
羽田神社の北側に自性院があります(Iさん撮影)。元、羽田神社の別当だったようです。
自性院の本堂です。
下は、牛頭天王堂です(Nさん撮影)。元々この自性院にあった牛頭天王社が羽田神社として分離したため、後日、自性院境内に改めて作られたものだそうです。
ここで、大師橋を渡り、川崎市に移動します(TNさん撮影)。
橋の上で。
上の位置で撮った写真です(Iさん撮影)。大山は見えますが、富士山は雲に隠れてしまいました。
大師橋を渡りきったところです(Iさん撮影)。ここに大師橋の親柱と説明板があります。
下は大師の渡し跡の碑です。この渡しは上に書いた羽田の渡しとは異なる、明治時代に設けられた比較的新しい渡しだそうです。
下は大師稲荷神社です(Nさん撮影)。
大師稲荷神社の拝殿です(Nさん撮影)。
拝殿の前でNさん撮影。
その後、川崎大師参道に出ました。
下は、馬頭観音堂です。
下は、明長寺(みょうちょうじ)です。
明長寺の本堂です(TNさん撮影)。
下は、川崎大師の参道です(Iさん撮影)。この日は1月7日(月)で平日ですが、大変な混みようです。
いろいろな縁起物が所狭しと並んでいます(Nさん撮影)。
川崎大師の大山門です(Nさん撮影)。川崎大師は、真言宗智山派の寺院で正しくは平間寺(へいげんじ)といいます。
下は大本堂です(Nさん撮影)。
下は、しょうづかの婆さんです(Iさん撮影)。三途の川の脱衣婆の名前が訛ってしょうづかの婆さんと呼ぶようになったようです。歯の痛みを癒し容貌を美しくするのだそうですよ。
ここで、ランチにしました。美味しいアジフライとアジのたたきを頂きました。
幸せそうな顔。
ランチの後、若宮八幡宮を訪ねました(Iさん撮影)。若宮とは、八幡神である応神天皇の御子である仁徳天皇のことで、この神社は仁徳天皇を祀っています。
下は拝殿です(TNさん撮影)。
境内には、鍛冶の神を祀る金山神社があります。この神様は性の神様でもあるそうです。男性器を象った置物があちこちあります。
伊弉諾尊(イザナミノミコト)が火の神カグズチを産んだ際下半身に大火傷を負った時、この鍛冶の神が治療看護したとの伝説により、お産、下半身の病の守護神とされ、それがいつしか、性の神になったということだそうです。
下は、金山神社の社殿です(Nさん撮影)。
そこから、京急川崎大師駅に向かいました。川崎大師駅の前に、京浜急行発祥の地記念碑があります(TNさん撮影)。明治時代、六郷橋駅(六郷橋近くの駅 今はない)と川崎大師駅の間に敷設したの線路が、京急電鉄の始まりなのだそうです。
この日はここで終わりとし、川崎大師駅から帰路に着きました。