名所江戸百景050 夏の部 角筈熊野十二社 俗称 十二相
名所江戸百景の「角筈熊野十二社(つのはずくまのじゅうにしゃ) 俗称 十二相(じゅうにそう)」です。この絵の中に社殿は見えませんが、この池の東側にあったのだそうです。この画面の左側にある、と考えるのが妥当かもしれません。
広重は、絵本江戸土産では、「角筈熊野十二社権現 と 其二大瀧」を、下の様に描いています。下はその1枚目の角筈熊野十二社権現です。上の絵とほぼ同じアングルのようです。
下は其二大瀧です。
江戸名所図会の「角筈熊野十二社権現」では下のように描かれています。
更に江戸名所図会の「熊野滝」では以下のように描かれています。
下は、熊野神社前交差点です。この辺りは池あるいはその辺りだったもの思われます。
下は、拝殿です。
下は、新宿中央公園です。大瀧はこの辺りにあったものと思われます。