絵本江戸土産(広重)第7編16 同其二爺々が茶屋

 絵本江戸土産の第7編の「同其二 爺々が茶屋(じじがちゃや)」です。「同」というのは目黒です。

 絵には「むかし、寛永(かんえい)の頃かとよ。大樹(たいじゅ)、この野辺(のべ)に放鷹(ほうよう)ありて、ここに立(たち)よらせ給うという。その頃、老人夫婦(ろうじんふうふ)あり。これを歓待(もてな)し奉(たてまつ)る。因って、爺々が茶屋と呼ぶ。されば今、老夫(ろうふ)ならぬも爺ゝ(じじ)という名を負(おわ)したる。いとも殊勝(しゅしょう)の旧跡(きゅうせき)なり」とあります。

 JR山手線恵比寿駅と目黒駅の中間辺りから西へ数百mのところに茶屋坂があります。下は現在の茶屋坂です。

 この道から少し東に入った坂道に茶屋坂と爺々が茶屋の説明板があります。

 現在、下のような雰囲気の坂です。

 

 

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