絵本江戸土産(広重)第8編06 綾瀬川
絵本江戸土産の第8編の「綾瀬川(あやせががわ)」です。
上の絵には「この風景(ふうけい)よく人の知る所(ところ)なり。ここに、三瀬の橋(さんせのはし)というあり。むかしは三瀬(みせ)に分(わか)れけん。その所以(ゆえ)を知らずといえども、秋はことさら虫の声、あるいは月光(げっこう)を称(しょう 褒める)してここに集う人少なからず」とあります。
上の絵で、中央に流れているのは隅田川で、綾瀬川は右手前から隅田川に流れ込んでいると思しき川ではなかろうかと思います。
下は、隅田川に流れ込んでいる綾瀬川を撮っています。首都高速6号線の橋桁で圧倒されています。対岸は南千住です。