絵本江戸土産(広重)第8編18 谷中切通 (未)
絵本江戸土産の第8編の「谷中切通(やなかきりどおし)」です。
上の絵には「此所(ここ)思(おも)うに恐(おそ)らくは古(いにし)え上野(うえの)の山つづきにて、岳(おか)なりけんを何時(いつ)の世にか谷中への便路(べんろ)とて切(きり)ひらきたる物(もの)なるべし。さる故(ゆえ)に左右は高く往来(ゆきき)の路(みち)は凹(なかくぼ)なり。因(よっ)て松柏杉檜(しょうはくすぎひのき)弥(いや)が上に繁茂(はんも)して日光(にっこう)を覆(おお)い月を障(ささ)う故(ゆえ)に、盛夏(せいか)も暑(しょ)を覚(おぼ)えず。所々(しょしょ)にささやかなる茶店(さてん)を出して茶(ちゃ)を鬻(ひさ)ぎ団子等を售(う)る」とあります。
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