絵本江戸土産(広重)第十編11 隅田川
絵本江戸土産の第10編の「隅田川(すみだがわ)」です。
上の絵には「隅田川(すみだがわ)の流(ながれ)清(きよ)らかにして、長堤(ちょうてい)の桜(さくら)枝(えだ)を連(つら)ね。弥生(やよい)の頃(ころ)は花(はな)満々(まんまん)と咲(さい)て空(そら)も隠(かく)るるばかりなれば、老弱(ろうにゃく)爰(ここ)に歩(あゆ)みを運(はこ)び、樽(たる)を叩(たた)きて酔(よい)を尽(つく)す。実に奇絶(きぜつ)の勝地(しょうち)といわんか」とあります。
隅田川については、「絵本江戸土産(広重)第1編07 隅田堤 花盛」などにも描かれています。