名所江戸百景041 春の部 市ヶ谷八幡
名所江戸百景の「市ヶ谷八幡(いちがやはちまん)」です。ブラウザによっては、画像を右クリックすると拡大表示できます。
これは、東側にあった市ヶ谷御門(現在の市ヶ谷駅方向)から市谷八幡(亀岡八幡とも)を見た絵です。画面中央の町家の間の階段(参道)があり、その右上に本殿の屋根が一部見える構図です。
画面左上に見える火の見櫓の一帯は尾張徳川家の広大な上屋敷のあったところで、現在は、防衛庁の敷地になっています。
広重は、絵本江戸土産では、市ヶ谷八幡を下の様に描いています。上の絵とほぼ同じ方向から描かれています。
下は、現在の参道(石段)です。
下は、拝殿です。上の2枚の絵では、この拝殿の屋根だけが書かれています。