名所江戸百景066 夏の部 五百羅漢さゞゐ堂
名所江戸百景の「五百羅漢(ごひゃくらかん)さゞゐ堂(さざいどう)」です。ブラウザによっては、画像を右クリックすると拡大表示できます。
さゞゐ堂は、羅漢寺(らかんじ)の、五百体の羅漢像を収めたお堂で、栄螺(さざえ)のような螺旋状の構造をしていました。
広重は、絵本江戸土産では「五百羅漢さゞゐ堂」を下の様に描いています。
五百羅漢寺は、江戸名所図会に「五百羅漢寺 三匝堂」として詳細に記載されています。さざい堂の詳細を知りたい方は、江戸名所図会を参照してください。
下は、江戸名所図会の挿絵の1枚です。左側に「さざい堂」と書かれています。
五百羅漢寺は江東区大島にありましたが、明治時代に目黒に引っ越し、目黒のらかんさんとして人気です。下は、羅漢寺跡の碑です。