名所江戸百景076 秋の部 京橋竹がし

 名所江戸百景の「京橋(きょうばし)竹がし」です。ブラウザによっては、画像を右クリックすると拡大表示できます。

 江戸時代、外濠を発し、現在の京橋の下を東西に流れる川があり、上流は京橋川と呼ばれ、八丁堀につながっていました。京橋から下流の(東側)の左岸(北側)は竹河岸と呼ばれ、竹問屋が並んでいたということで、上の広重の絵は、その様子を表しています。つまり、正面が京橋で、北東側を見ていることになり、川の先は八丁堀に至ります。

 京橋の上の右側には、大山詣りからの帰りの一行が見えます。

 

 広重は、絵本江戸土産では、「京橋竹河岸」で下のように描いています。上の絵と逆の方向から描かれています。

 下は、現在の京橋です。現在、京橋川は埋め立てられており、上を高速道路が走っています。

 

 

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