名所江戸百景086 秋の部 四ツ谷内藤新宿
名所江戸百景の「四ツ谷(よつや)内藤新宿(ないとうしんじゅく)」です。ブラウザによっては、画像を右クリックすると拡大表示できます。
この絵は、馬の後ろ足から内藤新宿を見ています。ここは、甲州街道の江戸からの出口で、大変な賑わいだったようです。ここは、高遠藩の内藤家の敷地に設けた新しい宿だったので、内藤新宿と呼ばれました。この絵の先の方に四ツ谷大木戸があったそうです。
広重は、絵本江戸土産では、「四ツ谷大木戸内藤新宿」を下のように描いています。この門は、四谷大木戸です。
江戸名所図会の「四谷内藤新宿」には、下のように描かれています。
下は、現在の新宿1丁目辺りで、この先が、絵に描かれた内藤新宿の辺りではなかろうかと思われます。