絵本江戸土産(広重)第1編07 隅田堤 花盛
絵本江戸土産の第一編の「隅田堤(すみだづつみ) 花盛」です。
絵には「隅田の堤は吾妻橋(あずまばし)より千住(せんじゅ)大橋の際(きわ)にいたる、いといと長き堤の上に昔亨保(1716~1735)の頃とかや、芳野(吉野)の桜を植えられしとて今も弥生の中空(なかぞら)には雲か雪かと咲き続く、実(げ)に仙境のさまにも勝(まさ)れり」とあります。
上の絵は、隅田川の東側からの絵で、遠景は筑波山です。
下は隅田川の東側の堤で桜の時期に撮った写真で、向こうに見える橋は桜橋です。