絵本江戸土産(広重)第3編15 虎ノ門金比羅社 葵坂
絵本江戸土産の第三編の「虎ノ門金比羅社(とらのもんこんぴらのやしろ) 葵坂(あおいざか)」です。
絵には、「讃州(さんしゅう 讃岐国)丸亀(まるがめ)の神社をこの所に摸(うつ)して霊験ことに新(あらた)なりとて毎月十日参詣(さんけい)夥(おびただ)し」とあります。
上の絵で、手前右の幟のあるところが、虎ノ門金比羅社で、左上が葵坂、右は外堀で、溜池から水が流れ落ちています。
溜池は現在埋め立てられており、溜池という名前が残っているだけです。
下は現在の葵坂です。上の図によると、江戸時代、この坂の右側は外堀でした。
下は、虎ノ門金比羅社の境内です。