絵本江戸土産(広重)第4編20 王子料理屋 河辺の宴席

 絵本江戸土産の第4編の「王子(おうじ)料理屋(りょうりや) 河辺(かわべ)の宴席(えんせき)」です。

 絵には、「この辺の料理屋(りょうりや)、川に臨(のぞ)みて亭を補理(しつらえ)、遊人(ゆうじん)騒客(そうかく)の需(もとめ)に応ず。川水(かわみず)清(きよら)かにして水底(すいてい)の砂(いさご)は玉のごとく、小鮮(しょうせん 小さい魚)の遊遊(ゆうゆう)たる眼前(がんぜん)に見下(みおろ)して、実(じつ)に宴席の冠(かん)たり」とあります。

 当時の有名な料理屋は、現在の音無親水公園から明治通りの辺りにあったようです。上の絵の料理屋の正確な場所は分かりませんが、下の写真の、明治通りとJRの交わる辺りだったのかもしれません。

 

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