絵本江戸土産(広重)第6編21 鎧の渡

 絵本江戸土産の第6編の「鎧の渡(よろいのわたし)」です。

 絵には「小網町(こあみちょう)の河岸(かし)にあり、この所より行徳(ぎょうとく)及び上総(かずさ)木更津(きさらず)登戸(のぶと)の便船(びんせん)あるをもて行路(こうろ)の貴賎(きせん)自ずから集まり夜陰(やいん)に及びてこの所(ところ)を出帆(しゅっぱん)す」とあります。

 鎧の渡の辺りには現在鎧橋が架かっています。向こう岸に見えるのは、現在の東京証券取引所の辺りかと思われます。又、船の舳先に掛かって少し見えている橋は江戸橋かと思われます。

 下は、鎧橋を東側から見ている写真で、鎧橋の説明碑が写っています。

 日本橋川の上には高速道路が走っていて、景観は悲しい状態になっています。下は、鎧橋から撮っています。

 

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