絵本江戸土産(広重)第8編16 九段坂より下町の眺望

 絵本江戸土産の第8編の「九段坂(くだんさか)より下町の眺望(ちょうぼう)」です。

 上の絵には「小川町より番町(ばんちょう)へ登(のぼ)る坂をいう。左手は牛ヶ淵(うしがふち)と称して千仞(せんじん)の絶壁(ぜっぺき)、田安御門(たやすごもん)の御徨?(おほり)なり。右手(めて)は士人第宅(しじんていたく)つらなる。左手(ゆんで)の後は瓦屋?(かおく)さながら連(つら)なり聳(そび)えて、高低(こうてい)なるは波濤(はとう)のごとく平等なるは漣(さざなみ)のごとし。海内の大都会(とかい)異邦(いほう)にもまた比すなしとぞ」とあります。

 下は九段坂からお濠を撮った写真です(Iさんから借用しました)。

 下は、九段坂の下側から撮したものです。

 

 

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