絵本江戸土産(広重)第8編17 牛込揚場
絵本江戸土産の第8編の「牛込(うしごめ)揚場(あげば)」です。
上の絵には「牛込御門外北のかた、船河原橋(ふねかわらばし)より、南のかた町武(ちょうぶ)の第宅(ていたく)軒(のき)を並べ、東南のかたは御堀にて材木(ざいもく)および米噌(べいそ)はさらなり。酒醤油(しょうゆ)始め諸色(しょしき)を載(のし)てここに集(つど)えり。船丘(おか)をなせり。故に揚場(あげば)名は負(おい)けらし。これより四谷(よつや)赤坂(あかさか)辺(へん)まで運送(うんそう)す。因(よっ)てこの所の繁華(はんか)山の手第一(だいいち)とせり」とあります。
JR飯田橋駅の西側、神田川が暗渠になっている部分が緑地になっており、その一角に、下のような牛込揚場の碑があります。
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