名所江戸百景036 春の部 真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図

 名所江戸百景の「真崎(まっさき)辺より水神の森(すいじんのもり)内川(うちかわ)関屋の里(せきやのさと)を見る図」です。ブラウザによっては、画像を右クリックすると拡大表示できます。

 隅田川西岸からの絵(真崎稲荷にあった茶店からの絵)であり、対岸に水神の森があり、わずかに水神社(すいじんのやしろ 現 隅田川神社)の鳥居と思しきものが見えます。どこが内川(木母寺近くを流れていた川)で関屋の里であるか判断できません。遠景に筑波山が見えます。

 広重は、絵本江戸土産では、下のように隅田川の東岸から、こちら側(真崎側)を描いています。

 江戸名所図会には、下の絵のように、隅田川西岸上空から東岸を見る視点で描いています。左下側に「水神」と記載されていますので、このあたりが水神の森です。

 下は、現在の隅田神社の拝殿です。

 

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