名所江戸百景065 夏の部 亀戸天神境内

 名所江戸百景の「亀戸天神境内(かめいどてんじんけいだい)」です。菅原道真を祀る亀戸天神は、東の大宰府と呼ばれ、境内には酒楼や茶店が並び、大変な賑わいだったそうです。ここは、梅も有名でしたが、藤が大変有名でした。下は、境内に2つある太鼓橋のうち、表門に近い方の橋だそうです。

 広重は、絵本江戸土産では、「亀戸(かめど)天神の社」を下の様に描いています。絵の左下の太鼓橋が上に描かれた橋です。

 下は、江戸名所図会の「亀戸 太宰天満宮」の挿絵です。この絵では、2つの太鼓橋のうち拝殿側の橋は太鼓橋でなかったようです。

 下は、二ノ鳥居で、鳥居の先に名所江戸百景に書かれた太鼓橋が見えています。

 下の写真は、拝殿側の太鼓橋で、拝殿側から見ています。

 上の写真の右側です。写真のように境内にはたくさんの藤棚が置かれています。藤の季節は大変見事なものだということです。

 下は拝殿です。

 

 

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