絵本江戸土産(広重)第3編03 羽田辨財天社

 絵本江戸土産の第三編の「羽田(はねだ)辨財天(べんざいてん)社(やしろ)」です。

 絵には、「本名(ほんみょう)を要嶋(かなめじま)という。俗に羽田の弁天といえり。相州(そうしゅう 相模国)榎嶌(えのしま 江ノ島)本宮(ほんぐう)と同体(どうたい)にして、弘法大師の作なり。宝永八年(1711)四月、海誉(かいよ)上人の勧請(かんじょう)という」とあります。

 上の絵では海に突き出ている砂州のようなところに羽田弁財天があります。この場所は、現在の弁天橋から少し多摩川の下流に位置したようですが、羽田飛行場の整備に伴い、現在地に移されました。現在は下の写真のような状態になっています。多摩川の堤防の上から撮っています。

 

 

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