絵本江戸土産(広重)第3編14 愛宕権現 (未)

 絵本江戸土産の第三編の「愛宕権現(あたごごんげん)」です。

 絵には、「本地(ほんじ)勝軍地蔵尊(しょうぐんじぞうそん 地蔵菩薩の一つ)なり。城州(じょうしゅう 山城国)愛宕(あたご)と同じからず。火災(かさい)を除き給うと云う。慶長五年(1600)諸堂社(しょどうしゃ)悉(ことごと)く成就(じょうじゅ)す。石階(せきかい 石段)六十八級(きゅう 段のこと)盈々(えいえい? 畳々か?)として雲を凌(しの)ぐ。山上の眺望(ちょうぼう)たぐいなし」とあります。

 絵に描かれたのは、仁王門で、表参道の階段「男坂」を登りきったところにありましたが、現在は、鳥居に変わっています。

 下は、愛宕神社(愛宕権現)の入り口で、一の鳥居と男坂が見えています。

 下は、男坂を登りきったところにある二ノ鳥居です。

 鳥居の先に朱塗りの門があります。このように、江戸時代とは少し様子が変わっています。

 下は拝殿です。

 

 

 

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