絵本江戸土産(広重)第5編22 染井植木屋

 絵本江戸土産の第5編の「染井(そめい)植木屋(うえきや)」です。

 絵には「此の辺(へん)都(すべ)て植木屋多く、円中(えんちゅう)、奇石(きせき)珍樹(ちんじゅ)を植並(うえなら)べ、草木(そうもく)の花(はな)四時(しいじ 四季)に絶えず。殊(こと)に近曽(ちかごろ)菊(きく)を造(つく)りその巧(たく)みを競(きそ)うほどに都下(とか)の騒人(そうじん)雲の如く、集(つど)いてこれを見物す」とあります。

 植木屋の多かったところは、現在の染井通りに当たるようです。下は、染井通りの様子ですが、植木屋さんらしきお店は特に見当たりません。

ここは、ソメイヨシノ発祥の地であり、桜の季節には、あちこちに飾りができ、桜祭りの気分を盛り上げています。下の写真は西福寺の前です。

 

 

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