絵本江戸土産(広重)第5編21 根津権現社地紅楓

 絵本江戸土産の第5編の「根津権現(ねずごんげん)社地(しゃち)紅楓(こうふう)」です。

 絵には「この社地(しゃち)物旧(ものふり)神寂(かんさび)て、諸人(しょにん)渇仰(かつぎょう)の霊社(れいしゃ)たり。境内(けいだい)楓樹(ふうじゅ)多くして、季秋(きしゅう 晩秋)より初冬にいたり霜葉(そうよう)宛(あたか)も紅(くれない)にして錦が丘(にしきがおか)とも称すべき」とあります。

 上の絵に見えているのは、中央が楼門で、右奥が唐門と社殿かと思われます。下は、楼門です。

 下は、唐門です。

 下は社殿です。以上、いずれも1706年に立てられたもので、国の重要文化財だそうです。

 

 

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