レンタルサーバーの選択、申込み、設定

経緯

今まで、ブログにはWordPress.comやBiglobeを使い、Webページは他のサーバーも用いていたのですが、一つにまとめようか考え、また、サーバーの理解も深めたいと思い、新たなレンタルサーバーを使うことを検討中でした。が、今回、WordPressが複数使え、コストの安い、さくらインターネットのレンタルサーバーを使うことにしました。

このページでは、さくらのレンタルサーバーの申し込み、ドメインの設定、WordPressのインストールについて書きます。

なお私は、さくらインターネットのいろいろあるプランの中から、スタンダードプランを選びました。

レンタルサーバーの申し込みに係る様々なことについては、WisdomMingle.comのワードプレスナビゲータ第1章に書かれている親切な記述がとても参考になりました。

なお、その第2章では、データベースとは何か、から始まり、データベースの設定が書いてありす。又、第6章にはWordPressのインストールの手順がかいてあります。ワードプレスナビゲータは、WordPressを手動でインストールすることを推奨していますが、私はクイックインストールをしましたので、この6章の手順とは少し異なりました。しかし、この章を一読しておくと、さくらインターネットのサーバーとWordPressの関係がよく分かります。

なお、ご本家のさくらインターネットの「WordPressでブログを始めよう -スタートアップ-」にも説明があります。WordPressのクイックインストールのやり方が書いてありますので、インストールについては私はこれに従いました。

と、書くと、すべてが理解できて何の問題もなくWordPressのインストールが完了したみたいな印象ですが、実際は、苦労していますので、注意事項などを中心に下に書いていきます。

さくらのレンタルサーバーの仕組み

さくらのレンタルサーバーではマルチドメインが可能です。つまり、複数ドメインを使うことができ、それらは、初期ドメインとサブドメインです。独自ドメインも可能です。

「初期ドメイン」というのは、さくらインターネットでの基本となる、無料で利用できるドメインです。

さくらのサービスはマルチドメインと称していますが、最初、これが何を意味するのか分かりませんでした。初心者には分かりづらくて、私自身も今一つ掴みきれていません。

実態は、複数のドメインを一つのドメインと関連付けている仕組みで、サーバーの中を、異なるドメイン名あるいはURLアドレスで使えるようにした仕組みのようです。つまり、実態は、すべてのフォルダーは初期ドメインのwwwの下にあり、直下のフォルダー名さえ区別すれば、どのURLアドレスを使ってもよいようです。と書きましたが、ここでの用語の使い方が正しいのかどうか、怪しいところがあります。

しかし、ドメイン名にこだわることがなく、WordPressをインストールして運用できればよい、という程度であれば、この辺りはあまり神経質になる必要はなさそうです。本格的に運用し、これで稼ごう、という段階になるとそんな甘いことは言っていられないようではありますが。

ドメインの設定

先ず、さくらインターネットの「サーバーコントロールパネル」に入ります。その際、ドメイン名、パスワードなど、混乱を起こしやすいのでしっかり把握しておいてください。

サーバーコントロールパネルの左下にある「ドメイン設定」をクリックし、ドメイン設定します。ドメイン一覧をみると、最初は初期ドメインだけになっているはずです。

そこで、さくらインターネットで独自ドメインを取得するか、既に取得したドメインを使うか、さくらインターネットの提供するサブドメインを使うか、等の中から選択をします。

私は今のところ独自ドメインを確保するつもりはありませんので、「3.さくらインターネットの60種類のサブドメインを使う」を選び、サブドメインを設定しました。手順に従い設定を進め、詳細設定を行います。

サブドメインが必要なければ、上の設定は不用です。

次に、WordPressを使うための準備をします。先ず、データベースを設定し、その後で、WordPressをインストールします。

データベースの設定

データベースの設定については、上にかいたワードプレスナビゲータの第2章の通り進めると問題ありません。

しかし、データベース名、パスワードなど、設定項目を間違えないように。といっても、私は間違いを起こし、削除、再設定を繰り返しました。また、パスワードの種類が多いので、混乱を起こさぬようにある程度まとめたほうが良いのかもしれません。ただし、セキュリティの強度は保つよう注意してください。

WordPressのクイックインストール

データベースの設定が済むと、次は、WordPressのインストールです。私はクイックインストールを選びました。

サーバーコントロールパネルの左にある「クイックインストール」をクリックすると、カテゴリーメニューが出ますので、その中から「ブログ」を選びます。「WordPress」をクリックすると、「WordPress」のインストール画面が現れます。ライセンス等の確認、インストール先、データベース名、パスワードなどを注意して設定します。

なお、データベース名は”ユーザ名”+”_”+”db”となっていますが、私は、WordPress毎に異なる名(”db”の部分)にしています。その際、インストール先の名前と関連付けた分かりやすい名前をこころがけました。

あとは、「インストール」ボタンを押すだけでインストールされます。

WordPressの設定

次にWordPressの管理画面に入り、テーマ、プラグイン、その他の設定を行います。この辺りは又別に投稿します。

注意事項のまとめ

初心者にとっては、システムの理解が不十分なままで設定をするめることになり、間違いもアチコチで起こり、手に負えなくなってきます。

そのときは、潔く、それまでの設定作業の苦労を忘れ、データベースやWordPressの削除を行い、再度設定し直すことをおすすめします。やり直すことで、そのたびに理解が進みます。

 

コメントを残す