くずし字学習1 そもそもきっかけは
くずし字が読みたい
くずし字を読めるようになりたい、と強く思ったのは、万葉集の歌を彫ってある歌碑を捜していた頃です。歌碑には行書から楷書、篆書まで、又、現代の仮名から万葉仮名まで、いろいろな文字が書かれています。これらの文字は読めないことが多く、悔しい思いをしました。また、街歩きをしていて様々な碑に出会いますが、読めない字がこれまたとても多いのです。さらには、博物館、美術展や書道展などでくずし字が多数展示されることが多いのですが、これまた読めません。
碑文が読めるようになりたい、古典文学の写本が読めるようになりたい、展示会で、、。そこで、古文書の勉強に取り掛かりました。
目標
古典や歴史の研究をするわけではありませんので、目標はそう高くはありません。目の前に現れた昔の字がそこそこ読めればそれでよい、と決めました。
学習方法
そうはいっても、読みたいと強く願ったからといって、それだけで、すらすら読めるようになるわけがありません。
カルチャースクールや公的機関に古文書コースがあります。通信教育にもあります。インターネットにも、くずし字、古文書の講座を謳うサイトが多くあり、大変参考になります。
では、どのように学習していけばよいのでしょうか。
このブログでは
私は未だ勉強途中の身で、学習方法を書くのはおこがましいレベルです。従って、このブログでは、学習方法については、例として上げるだけで、むしろ、どのようにしたら学習を続けられるか、ということに焦点を当てて書こうと思います。
それは、つまるところ、モチベーションのアップと維持です。
そのためには、「楽しく」なければ続きません。「張り合い」がなければ続きません。
モチベーションをアップ・維持するのに適した方法は、みな一人ひとり異なります。王道はありそうに思えません。人それぞれに合ったやり方をすればよいのではないでしょうか。
ということで、次から、私の右往左往した経過を書くことにします。