絵本江戸土産(広重)第9編05 団子坂茶亭之図
絵本江戸土産の第9編の「団子坂(だんござか)茶亭(さてい)之図」です。
上の絵には「団子坂(だんござか)は、谷中(やなか)のうちにも小高き地にして、風景(ふうけい)よし。四時(しいじ)に騒客(そうきゃく)歩みを運べる。中にも別(わけ)て九月の頃は此のあたりにて種々(くさぐさ)の菊(きく)を作(つく)れるをもて、春(はる)にも増(まし)て賓客(まれきゃく)多し」とあります。
上の絵の茶亭がどの辺りにあったのかよく分かりませんが、下は、団子坂上の交差点付近の写真です。なお、この写真は、このブログの「絵本江戸土産(広重)第7編10 千駄木団子坂花屋鋪」でも使っています。