絵本江戸土産(広重)第9編14 四谷御門外
絵本江戸土産の第9編の「四谷御門外(よつやごもんそと)」です。
上の絵には「大城(だいじょう)堅固(けんご)にして外(ほか)に万戸(ばんと)の商客(しょうきゃく)住む事(こと)何(いず)れの口も異(こと)ならねど、別(わき)て甲州街道(こうしゅうかいどう)より入(い)るの口(くち)にして、かの玉河(たまがわ)の上水(じょうすい)を引(ひく)の大樋(おおとい)あり。千歳不朽(せんざいふきゅう)の御仁計(ごじんけい)仰(あお)ぐべし尊(とうと)むべし」とあります。
下は、四谷御門跡です。
広重の絵には、四谷御門の南側の外濠が描かれていますが、現在、その辺りは埋め立てられ上智大学のグラウンドになっています。下の写真は、仲間のNさんから借用しました。