絵本江戸土産(広重)第9編15 深川八幡富士
絵本江戸土産の第9編の「深川八幡富士(ふかがわはちまんふじ)」です。
上の絵には「富ケ岡(とみがおか)の境内(けいだい)にあり。かの山開(やまびら)きと名(な)づくる日より見物(けんぶつ)を恣(ほしいまま)に做(な)さしむ。頂(いただき)に登(のぼ)れば洲崎(すざ)の沖を越(こ)えて房総(ぼうそう)の山(やま)をも遠望(えんぼう)なさしむ」とあります。
深川八幡富士と呼ばれる富士塚が、富岡八幡宮の境内の北西にあたのですが、昭和の時代に破却されました。しかし、平成に入り、1mの山として再建されたそうで、下の写真の富岡八幡宮の拝殿の左の奥にあるそうです。