絵本江戸土産(広重)第5編16 其四 山門摺鉢山花見

 下は、「其四 山門(さんもん)擂鉢山(すりばちやま)花見(はなみ)」です。

 「其四 山門摺鉢山花見」の絵には、「其形(そのかたち)に因(よっ)て号(なづ)くなるべし。同所続きの丘(おか)なれば、群集は右にいえるがごとし。山門(さんもん)の美麗(びれい)いうに及ばず。吉祥閣(きちじょうかく)といえる勅筆(ちょくひつ)の額あり。その高さ数十丈。正月七月十六日彼岸の中日(ちゅうにち)仏生会(ぶつしょうえ 釈迦の誕生を祝う行事)等に是(これ)を開きて昇堂(しょうどう)せしむ」とあります。

 下は、摺鉢山の様子です。摺鉢山というのは古墳のようです。

 

Follow me!

コメントを残す