絵本江戸土産(広重)第1編10 花屋敷 秋の花園
絵本江戸土産の第一編の「花屋敷(はなやしき) 秋の花園(はなぞの)」です。
この絵には「牛島(うしじま)辺にあり。園中(えんちゅう)廣くして、春は梅花(ばいか)馥郁(ふくいく)たり。夏より秋の半(なか)ばに至りて桔梗かるかや(刈萱)をとこへし、その他種々の草の花、なまめきたてる女郎花(おみなえし)の、色をあらそう遊観(ゆうかん)は花屋敷の名も空しからず」とあります。
ここでいう花屋敷は、現在の向島百花園あたりのようです。下は、向島百花園の入り口です。
園内の様子です。