絵本江戸土産(広重)第1編23 五百羅漢 さざい堂
絵本江戸土産の第一編の「五百羅漢(ごひゃくらかん) さざい堂」です。
絵には、「黄檗派(おうばくは)の禅院にて、開山(かいざん)鉄眼(てつがん)禅師なり。寛保(かんぽう 1741~1743)の頃(とき)、三匝堂(さんそうどう)を補理(しつらい)五百の羅漢の像を置く。俗に栄螺(さざえ)をいうは非ならむ。他邦(たほう)に聞くも及ばぬいとも稀代(きたい)の梵刹(ぼんさつ)なり」とあります。
さざい堂(三匝堂ともいう 五百羅漢寺)は江東区大島にありましたが、明治時代に目黒に引っ越しており、下は五百羅漢跡の碑です。