絵本江戸土産(広重)第4編08 雑司ヶ谷 鬼子母神 法明寺
絵本江戸土産の第4編の「雑司ヶ谷(ぞうしがや)鬼子母神(きしもじん)法明寺(ほうみょうじ)」です。
絵には、「この神出現の地は護国寺より坤にあたり、清土(せいど)といえる所の叢(くさむら)に小さき祠(ほこら)ありて、始めその処(ところ)に祀(まつ)れりとぞ。この神、霊験(れいげん)新(あらた)なる中に、孩児(がいじ みどりご)を守り給う故に、乳なき婦人ここに祈りてことごとく霊応(れいおう)あり。毎年十月会式(えしき)のとき、殊(こと)に賑(にぎわ)う。別当大行院(だいぎょういん)これを護持(ぎじ)す」とあります。
絵の右下がに見えるのが鬼子母神で、左上に見えるのが法明寺です。大行院(だいぎょういん)は法明寺の末寺でしたが廃寺になっています。
下は、鬼子母神の境内です。
本堂です。
下は法明寺の山門です。
下が本堂です。