絵本江戸土産(広重)第6編04 浅草酉の町

 絵本江戸土産の第6編の「浅草酉の町(あさくさとりのまち)」です。

 絵には「浅草(あさくさ)大音寺(だいおんじ)前に在り。日蓮宗(にちれんしゅう)長国寺(ちょうこくじ)に安置(あんち)し給う。鷺大明神(さぎだいみょうじん)と世(よ)にはいえど、実は、破軍星(はぐんせい 北斗七星の柄の先端の星の名)を祀(まつ)りしなりとぞ。十一月酉の日には、参詣(さんけい)の諸人(しょにん)群衆(くんじゅ)なし、熊手(くまで)と唐の芋(とうのいも 里芋)をひさぐを当社の例とす」とあります。

 下は鷲神社です。

 現在も、11月に酉の市が行われ大変な賑わいだそうです。下は、酉の市で飾られる大熊手です。

 

 

 

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