絵本江戸土産(広重)第6編05 日本堤山谷

 絵本江戸土産の第6編の「日本堤(にほんつつみ)山谷(さんや)」です。

 絵には「聖天町(しょうてんちょう)の末(すえ)より千住(せんじゅ)にいたる長堤(ちょうてい)なり。所々(しょしょ)見どころ多しといえども、就中(なかんづく)吉原大門入口(よしはらだいもんいりぐち)の辺(へん)よりわたせば茫々(ぼうぼう)たる廣野(こうや)にして遥かに小塚原(こつかはら)の地蔵(じぞう)を見る。雪の日、殊(こと)に絶景(ぜっけい)なり」とあります。

 昔、日本堤の両側には堀があったようですが、現在は暗渠になっています。下の写真は、暗渠の一部です。

 

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