絵本江戸土産(広重)第8編07 溜池の端 天満宮 (未)

 絵本江戸土産の第8編の「溜池の端(ためいけのはた) 天満宮(てんまんぐう)」です。

 上の絵には「筑前侯(ちくぜんこう)中邸(なかやしき)に安置(あんち)す。尤(もっとも)太宰府(だざいふ)の摸(うつし)にして猶(なお)宰府天満宮(ざいふてんまんぐう)と称す。社頭(しゃとう)梅桜(うめざくら)を多く栽(うえ)て春時(しゅんじ)の一壮観(いつそうかん)たり。また、雷除(かみなりよけ)の符(ふ)を出すに、諸人(しょにん)敬白(けいはく)してこれを受(うく)るもの多し」とあります。

 筑前侯(福岡藩)の中屋敷が溜池の畔にあったのは確かなようですが、屋敷内の天満宮というのは、場所を特定できていません。

 

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