名所江戸百景030 春の部 亀戸梅屋敷
名所江戸百景の「亀戸(かめいど)梅屋敷(うめやしき)」です。この絵は、臥龍梅を描いたもので、大変有名な浮世絵です。この梅屋敷は「清香庵」と呼ばれ、もとは呉服商伊勢屋彦右衛門の別荘だったのだそうですが、梅の素晴らしさが江戸の人々の絶賛を浴びたのだそうです。
広重は、絵本江戸土産では、「亀戸梅屋敷」を下の様に描いています。どの樹が臥龍梅なのか分かりませんが、一番手前の樹がそれなのでしょうか。
下は、江戸名所図会の「梅屋敷」の挿絵です。
現在、梅屋敷は残っていません。下のような「臥龍梅跡」と書かれた梅屋敷跡の碑があるだけです。
説明板には以下のように書かれています。