絵本江戸土産(広重)第5編01 日本橋
絵本江戸土産の第5編の「日本橋(にほんばし)」です。
絵には「この橋を以って江都(こうと)の中央となし、諸方(しょほう)への道法(みちのり)、ここを本(もと)とす。毎朝(まいちょう)、魚市(うおいち)ありて橋の南北群集(ぐんしゅう)夥(おびただ)し。誠に江都(こうと)第一の繁華(はんか)なり。橋の長さ凡そ二十八間、葱宝珠(ぎぼうしゅ 擬宝珠)の銘(めい)に、万治元年戊戌九月造立(ぞうりゅう)とあり」とあります。
上は、日本橋を北東側からみている絵です。手前左側(絵には見えない所)に魚市があります。
下は、現在の日本橋です。橋の南西側から見ています。
下は、魚市跡の碑です。