iPad クラウドサービスのデータをオフラインで使いたい Documents 6

オフラインでクラウドデータを使いたい

様々なクラウドサービスがありますが、タブレットやスマホでは、基本的にはオンラインでの使用が想定されており、オフラインで使うには必要なファイルを予めダウンロードしておく必要があります。

しかし、タブレットを書籍リーダーとして使うときなど、オフラインで読みたいことがあります。そのような場合には、予めすべてのファイルをダウンロードしておかねばなりません。一部のクラウドサービスではオフラインでのアクセスが可能なようですが、制約もあります。

そんなときに便利なのが、ファイラーアプリです。ファイラーで、望みのフォルダを必要な時に同期すればよいのです。

ファイラー

私は、iPadを書籍リーダとして使いたかったので、ここでは、iPadのファイラーについて書きます。

ネットを調べてみると、iPad用アプリとして、「Goodreader」の評判がよいようですが有料です。「Documents」という無料アプリもありまして、機能は「Goodreader」よりも若干少ないながら、なかなかよさそうなアプリです。

そこで、「Documents」を使ってみることにしました。

Documents 6とは

最近、「Documents 6」にバージョンアップされたようですが、このアプリは、PDF、画像、音声、動画、Microsoft Officeドキュメント、EPUBブック、HTMLのウェブページ等のビューアとして使える、様々なクラウドサービスの管理ができる、また、同期も可能、といった様々な機能があり、書籍リーダとして使えそうです。

以下では、「Documents 6」をオフラインで使えるかどうかを確認しましたので、その報告をします。

なお、「Documents 6」のオフライン利用(つまり、同期)以外の使い方に関しては、例えば、「iPadのファイル・フォルダ管理アプリ「Documents 6」でパソコンのように操作可能に!便利な機能や使い方について!」等を参考にしてください。詳しく書いてあります。

「Documents 6」をオフラインで使うには

DropboxやGoogleDriveなど、使いたいサービスは予め登録しておいてください。

まず、「Documents 6」をインストールします。

インストール後、「Documents 6」を起動すると、左側にサイドメニュー、右側に「書類」の中が表示されます。「書類」とは、Documentsの中に作られたフォルダです。

クラウドサービスを使う場合は、右下の「+」をタップし、「クラウドストレージ」を選び、「アカウントを追加」で、ストレージ又はサービスを選択します。

(あるいは、サイドメニューの「クラウド上」にある「+追加」をタップします)

同期するサービス、例えば、「Dropbox」を選びます。

登録済みのEmailとPasswordを入力します。

アクセスの問い合わせに対し「許可」します。

その後「閉じる」です。

サイドメニューの「クラウド上」の「Dropbox」を選ぶとフォルダーが表示されます。

オンラインで使いたい場合は、このまま必要なフォルダーあるいはファイルを選び作業することになります。

オフラインで使いたい場合は、右端の選択の部分をタップし「同期」をタップします。そうすると、「同期フォルダ」の中に同期したフォルダが作られます。

そのフォルダ、あるいはそのサブフォルダを「同期」したい場合は、望みのフォルダを選び「・・・」をタップします。「今すぐ同期」、「同期を一時停止」、「削除」等のメニューが選べますので、「今すぐ同期」をタップすると同期が開始します。

「同期フォルダ」の中にある同期中のフォルダーについては、同期の状況も分かるようになっています。フォルダのサイズが大きい場合には同期が完了するまでにそれなりの時間がかかります。

なお、フォルダに対する「選択」で、同期、一時同期停止、削除などのメニューが現れますが、一番心配なのが「削除」かと思われます。
「削除」というのは、デバイスから削除されるだけで、クラウド上のフォルダーは削除されませんので、お試しのときなど、安心して操作してください。

以上、Dropboxの場合について書きましたが、GoogleDrive等、他のサービスの場合も同様です。

このように、「Documents 6」をちょっと使ってみましたが、なかなか良い使い勝手だと感じました。

 

 

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