ギアモーターをレゴに組み込む
ギアモーター
ちっちゃいものくらぶのギア内蔵のモーター「ギアモーター」をレゴに実装してみました。このモーターは、小電流で動作するため、USB給電でも駆動できるようです。
購入したギアモータは下のようになっています。モーターとギアがマウントされており、両側に駆動軸が出ています。軸にはゴムチューブが付けてあり、このチューブはレゴの十字軸にピッタリとはまります。
これにレゴのブラケットを組み合わせると、寸法がうまい具合になっていて、モーターの軸の位置をレゴブロックの軸の位置に簡単に合わせることができるため、レゴブロックの細工が少なくて済みます。そのようにして作ったのが下の写真です。端子については、もともとはピンヘッダーが付いていますが、その上にピンソケットを接着し尖った部分が減るように、そしてどちらも使えるようにしました。
モーター軸をゴムチューブを介して十字軸につなぎ使うことも、モーター軸を専用のタイヤに直接差し込むことも、できるようにもなっています。
下は、十字軸を介してつなぐ例です。
次は、モーターに車を直接差し込んだ例です。写真では、分かりやすくするためにプレートの上にモーターを2つ並べていますが、荷重を考えると、モーターの上に車体を載せるようにスべきです。
また、実を言うと、上下のプレートのポッチが少ないのが少し問題です。レゴの十字軸を軸受けで支えて使うようにすると問題はないのですが、出力軸に直接車輪をつけると負荷が4ポッチに集中するため外れやすくなってしまう、という問題があります。今、タイヤを直接取り付けることも考慮して、作りなおそうと思っているところです。
ギアモーター その2
上の記事では、レゴプレートのボッチの少ないものを使いましたが、簡単に外れたりしないよう、ボッチを増やしたタイプを作ってみました。下の写真です。
こうすると、モーターに直接車輪を付ける場合でも安心して使えるようになります。
この記事は、2015年の記事を編集しまとめ直したものです。