「神社から読み解く信仰の日本史」島田 裕巳(SBビジュアル新書 2019)

著者の島田氏の本は、読みやすく、分かりやすいので、よく読んでいますが、この本は、他の書籍に比べ写真や絵が多く、非常にイメージが湧きやすくなっています。

この本では、時代とともに、神社がどのように変わっていったのか、が書かれています。現在の神社の神様は記紀(古事記や日本書紀)に出てくる神様が主役なのだろうと思うのですが、実際には記紀に出てこない神様も多いようです。

それはさておき、この本では、記紀の神様のお話しから始まり、大陸からもたらされた神様が人気になったり、神仏習合があり、平安時代には菅原道真のように人が怨霊になり神様になる例が生まれ、その後、功績のあった武士たちが神様になったり、仏教と神道が分けらたり、戦争で亡くなった人を祀ることになったりと、時代とともに、どのような神社がどのような背景で作られたのかがわかります。

この本の目次は下のようになっています。

目次
第1章 神道と神社の発祥
第2章 天皇家の誕生と古代豪族
第3章 律令国家の成立と神仏習合
第4章 神として祀られた人々と武士の時代
第5章 江戸の庶民信仰
第6章 分かたれる神と仏

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