2025年10月25日 / 最終更新日時 : 2025年10月26日 arasan 宗教 「新アジア仏教史02 インドⅡ 仏教の形成と展開」奈良康明他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) この巻は、西洋社会で仏教が再発見される過程、原始仏教の誕生、部派仏教と大乗仏教の成立、そして密教の成立が説明されています。目次は以下のとおりです。 第1章 近代仏教学の形成と展開第2章 原始仏教の世界第3章 仏教教団の展 […]
2025年10月24日 / 最終更新日時 : 2025年10月27日 arasan 宗教 「新アジア仏教史01 インドⅠ 仏教出現の背景」奈良康明他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) この本は、佼成出版社の「新アジア仏教史」シリーズの第1巻です。 「新アジア仏教史」シリーズ 1972年に、佼成出版社から「アジア仏教史」全20巻が出版されました。その後、2010年から2011年にかけて、新しい研究業績を […]
2025年10月22日 / 最終更新日時 : 2025年10月24日 arasan 政治 「資本主義全史」的場昭弘(SBクリエイティブ 2022) この本で著者は、資本主義の変遷をたどり、資本主義の本質をつかみ、予測不可能な未来を切り開く、と言っています。資本主義の誕生から終焉までを書いており、資本主義が、西欧、西欧以外を含め、如何に暴力的に自国のあるいは他国の人々 […]
2025年10月12日 / 最終更新日時 : 2025年10月15日 arasan 宗教 「縄文人の死生観」山田康弘(角川ソフィア文庫 2018) 著者は2008年に「生と死の考古学」を出しており、それを文庫化し再出版したのがこの本だということです。 文字記録のない縄文時代の死生観を一体どうやって推測するのか不思議なのですが、著者は、埋葬の方法、状況から、縄文時代の […]
2025年10月10日 / 最終更新日時 : 2025年10月11日 arasan 宗教 「反知性主義―アメリカが生んだ「熱病」の正体―」松本あんり(新潮選書 2015) 新潮社のサイトでは、この本について以下のように紹介されています。 アメリカでは、なぜ反インテリの風潮が強いのか。なぜキリスト教が異様に盛んなのか。なぜビジネスマンが自己啓発に熱心なのか。なぜ政治が極端な道徳主義に走るのか […]
2025年10月1日 / 最終更新日時 : 2025年10月1日 arasan 歴史 「空白の日本史」本郷和人(扶桑社文庫 2024) この本は、2020年刊の扶桑社新書に加筆し文庫化したものとのことです。日本史におけるいろいろな「空白」つまり「穴」に焦点をあてているそうです。 読んでいくと、ところどころ首をかしげたくなるところもありますが、私の理解が間 […]
2025年9月29日 / 最終更新日時 : 2025年9月29日 arasan 歴史 「陰謀の日本中世史」呉座勇一(角川新書 2018) この本のタイトルからは、さまざまな歴史を陰謀論で説明しようとしているようにも見えます。しかし、この本のオビには「俗説一蹴!史上有名な”陰謀”を分析し、”陰謀論”を徹底論破する」とあります。一体どっちなんだ、という感じです […]
2025年9月17日 / 最終更新日時 : 2025年9月27日 arasan AI 「『NEXUS』完全ガイド」小谷地市朗 (セイスケクリエイティブラボ Kindle版 2025) ハラリの「NEXUS 情報の人類史」を読もうと思ったのですが、ボリュームはあるし、値段も高いし、出版されて間もないので中古本も未だ高いな、とか思いながらネットをみていて、「『NEXUS』完全ガイド」という本を見つけて、読 […]
2025年9月12日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 arasan 政治 「サピエンス全史」ユヴァル.N.ハラリ(河出文庫 2023) ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」について感想を書きましたので、ハラリの「サピエンス全史」にも触れないのはなんだかなぁと思い、この記事を書きました。ただし、この2つの書籍の出版年代は20年程離れているます。ダイア […]
2025年9月10日 / 最終更新日時 : 2025年9月10日 arasan 政治 「銃・病原菌・鉄」ジャレド・ダイアモンド著(草思社 2000) こういう大きな学術書の感想を書くのはとてつもなく大変です。おまけにこの本は最初に読んでから随分と時間が経っていたため、記憶が薄くなっており再読の必要がありました。頑張って読み直してみたものの、かなりの部分は流し読みになっ […]
2025年9月8日 / 最終更新日時 : 2025年9月8日 arasan 宗教 「イスラエル 人類史上最もやっかいな問題」ダニエル・ソカッチ(NHK出版 2023) 立場 イスラエルに関する問題は、著者が誰かにより、書かれる内容が大幅に変わると思われます。この本の著者は、アメリカのリベラルなユダヤ人コミュニティの出身なのだそうです。著者は、「読者が、本書の内容に賛同することはないかも […]