手作り楽器 複数本のストローで作る楽器

複数本のストローを使うと

ストローの長さを変え、一本づつ異なる高さの音を出すようにすると、何本か並べて音階を作ることができます。

ストローパンパイプ

パンパイプは、パンフルート等さまざまな呼び方があるようです。

おもしろ科学たんけん工房の川島さんから、川島さん自らが準備したストローパンパイプ工作セットを頂きました。このセットは水で音程を調整できるようになっています。そのため、セットの中には、1オクターブ分のストローに加えて、水注入用のスポイト、水を抜き出すための綿棒なども含め、必要なものがすべて入っていました。一先ず、インストラクションのとおりに作りましたが、その後、音程がC6からC7になるようにストローを切って長さを調整してみました。出来上がりは写真のようになりました。しかし、オリジナル作品を撮影するのを忘れてしまいました。川島さんごめんなさい。

ところで、パンパイプで曲を演奏するには練習が必要です。音は出てもメロディにするのはなかなか大変で、今特訓中です。

ストローハーモニカ

ストロー笛(でんじろうさんはストローリードと呼んでいます)を閉管にして音階の数だけ並べた笛を作りました。ここでは、ストロー・ハーモニカと名づけてみました。

そのひとつが下の写真で、1オクターブ分で8本のストローリードが並んでいます。ストローリードについては、手作り楽器 <ストローリード>を見てください。吹き口はホチキス止めです。ストローの太さは6mm径で、長さは、音程がC6からC7になるように調整しました。枠はプラダン(プラスチック製のダンボール)です。デザインは気に入っていますが、プラダンを切り出したり穴を開けたりしますので工作に手間がかかります。ストローリードの間に短いストローを入れて間隔をつけていますが、間隔に未だ慣れていません。

下の写真は第2号です。小学生の子供でも簡単に工作できるように工夫しました。1オクターブ分のストローリードを、三角錐に組んだプラダンに並べて貼り付けました。補強部分も含め、プラダンは切り出すだけですみます。吹き口も工作を簡単にするために、ホチキスを使わずにゼムクリップを使っています(写真を見てください)。ゼムクリップを広げてストローに差し込むだけです。しかし、音については、ホチキスを使ったときほどのシャープな音は出ないようです。かといって、ヒス音(スーとシューとかいう音)が強い、というわけではなく、贔屓目には、音が柔らかくなる、といいたいところです。いずれにしても、クリップの使い方に未だ工夫の余地があるのかもしれません。

この記事は、2007年の記事を編集しまとめたものです。

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