「今を生き抜くための70年代オカルト」前田亮一(光文社新書 2016)

この本には、70年代以降のオカルトの歴史がかかれており、とても懐かしい思いで読みました。話題になったオカルトのすべてを記憶しているわけではないのですが、知っているお話しがたくさん取り上げられており、とても楽しめました。私自身、かなりのオカルトマニアだったことは確かだったような気がします。いろいろなオカルト本も、と学界のような批判本も随分読みました。半世紀前にオカルト少年、少女だった方は、大いに楽しめると思います。

著者はプロローグに「21 世紀になってみると、 20 世紀に想像していたような夢の未来は到来しなかった。それどころか、トンデモない現実を生きなければいけない時代に突入していることは誰もが認めるところだろう。だからこそ、僕らは、ますますオカルト的なものを渇望して止まないのだ。  さあ、そんなオカルティックな旅に出発しようではないか」と書いています。又、あとがきには「こうして一冊の本として書き上げてみると、自分が子供時代から出版やマスコミに憧れを持った理由も、 70 年代オカルトの影響が大きかったように思う。子供の頃にやりたいと思っていたことを大人になってできたという達成感が大いにあるのだ。  全体を通じて強調しておきたいことがあるとすれば、オカルトの自由を謳歌していい時代になっているということだろう」と書いており、オカルトにかなり肩入れしていることが分かります。

この本の目次は下のようになっています。

プロローグ 僕らの血肉となったオカルトの源泉
第一章 宇宙開発時代の空飛ぶ円盤
第二章 ユリ・ゲラーと米ソ超能力戦争
第三章 四次元とピラミッド・パワー
第四章 ネッシー捜索隊から深海巨大生物へ
第五章 心霊写真と日本の心霊研究の復興
第六章 日本沈没と失われた大陸伝説
第七章 ノストラダムスの大予言と人類滅亡
エピローグ 2020年ネオトーキョー

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