2025年7月28日 / 最終更新日時 : 2025年8月6日 arasan 宗教 「大乗仏教 仏陀の教えはどこへむかうのか」佐々木閑(NHK出版新書 2019) この本は、過去に読んだ仏教関係の解説書の中で最もインパクトを受けた本の一つです。この本のおかげで、私の仏教への理解は一段上がったような感じがしました。この本では、数ある大乗仏教の経典(お教)からいくつかを選び、その特徴、 […]
2025年7月26日 / 最終更新日時 : 2025年7月28日 arasan 宇宙 「『時間』はなぜ存在するのか」 吉田伸夫 (SB新書 2024) タイトルは「時間」はなぜ存在するか、ですが、内容は、時間に関する様々な疑問・不思議に答える、という書き方になっています。具体的には、時間が流れるように感じられる理由、宇宙の始まり、宇宙の終わり等の説明がなされ、その間に、 […]
2025年7月22日 / 最終更新日時 : 2025年7月28日 arasan AI 「シンギュラリティは近い(エッセンス版)」 レイ・カーツワイル(NHK出版 2016) カーツワイルは様々な顔をもつようですが、ここでは、AI研究者で未来学者とするのが良さそうです。この本は、「ポスト・ヒューマン誕生」(2007年)のエッセンス版で、間もなくAIが人類の知性を上回り私たちは生物の限界を超えて […]
2025年7月21日 / 最終更新日時 : 2025年8月5日 arasan 政治 「人新生の『資本論』」 斎藤幸平(集英社新書 2020) この本のタイトルにある「人新生」とは、新生代の中の最も新しい(現在を含む)地質学的な時代のことなのですが、未だ確定したものではないようです。が、人類が地球に大きな影響を与えるようになり、地層にも変化が見えるため、人新生を […]
2025年7月16日 / 最終更新日時 : 2025年7月28日 arasan 地球 「気候変動がわかる気象学」住明正(NTT出版 2008) 本書は、文科系も理科系も含む読者を想定しており数式をできるだけ使わず、天候という最も身近な自然現象の分析法をわかりやく解説したとのことです。 この本の狙い あとがきには、気象学について、高度情報社会でのツールとしての重要 […]
2025年7月13日 / 最終更新日時 : 2025年7月13日 arasan 経済 「経済がよく分かる10章」 イングランド銀行 (2023) 経済学を勉強したくなったらまず読むべき本として、この本は如何でしょうか。説明がわかりやすく、私は読んで理解できた気持ちになりました。もっとも、後期高齢者の私の場合、頭に注入してもすぐに漏れ出してぐちゃぐちゃになってしいま […]
2025年7月10日 / 最終更新日時 : 2025年7月28日 arasan 数学 「神は数学者か 数学の不可思議な歴史」 マリオ・リヴィオ(早川書房 2017) この本は、数学史の形で数学とは何かを探っています。タイトルの「神は数学者か」の意味は、神は数学を用いてこの世界を創ったのだろうか、という問いです。これは、数学があまりにも精度良く自然を表しており(例えば、ニュートン力学) […]
2025年7月9日 / 最終更新日時 : 2025年7月28日 arasan 地球 「土と生命の46億年史」 藤井一至 (講談社 2024) 私たちの足元にある土がどのようにできたのか、土とはどのようなものなのか、がわかりやすく書かれています。そこら辺にたくさんある土なんてつまらない、という先入観をぶち壊される、非情に読みやすくて面白い本です。 「土」とは何か […]
2025年7月8日 / 最終更新日時 : 2025年8月5日 arasan 政治 「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」J.E.スティグリッツ(徳間書店 2002年) 今の世の中、経済格差が極端に大きくなり、グローバル資本主義経済がまともに機能しなくなっているように思えます。それでは、今後資本主義はどのようになればよいのでしょうか。様々な意見がありそうなのですが、整理するとすれば下のよ […]