2025年9月14日 / 最終更新日時 : 2025年9月14日 arasan 医学 「『代謝』がわかれば身体がわかる」大平万里(光文社新書 2017) 私達(他の生命も)は、外から取り込んだ酸素や栄養素を化学反応によって消化・吸収してエネルギを生成し活動しています。この化学反応により物質の変化を代謝といいます。しかし、代謝を説明することはかなり難しいようです。この著者も […]
2025年9月12日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 arasan 政治 「サピエンス全史」ユヴァル.N.ハラリ(河出文庫 2023) ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」について感想を書きましたので、ハラリの「サピエンス全史」にも触れないのはなんだかなぁと思い、この記事を書きました。ただし、この2つの書籍の出版年代は20年程離れているます。ダイア […]
2025年9月10日 / 最終更新日時 : 2025年9月10日 arasan 政治 「銃・病原菌・鉄」ジャレド・ダイアモンド著(草思社 2000) こういう大きな学術書の感想を書くのはとてつもなく大変です。おまけにこの本は最初に読んでから随分と時間が経っていたため、記憶が薄くなっており再読の必要がありました。頑張って読み直してみたものの、かなりの部分は流し読みになっ […]
2025年9月9日 / 最終更新日時 : 2025年9月10日 arasan 医療 「図解 腰痛の話」吉原潔(日本文芸社 2023) 私自身若い頃から腰痛持ちでずっと腰痛に悩まされていました。たまたま先日友人が腰痛になり、腰痛の種類、腰痛になった場合の対処法について改めて知りたくなり、いくつかのサイトや本を覗いてみました。比較してみると、この本がまとま […]
2025年9月8日 / 最終更新日時 : 2025年9月8日 arasan 宗教 「イスラエル 人類史上最もやっかいな問題」ダニエル・ソカッチ(NHK出版 2023) 立場 イスラエルに関する問題は、著者が誰かにより、書かれる内容が大幅に変わると思われます。この本の著者は、アメリカのリベラルなユダヤ人コミュニティの出身なのだそうです。著者は、「読者が、本書の内容に賛同することはないかも […]
2025年9月6日 / 最終更新日時 : 2025年9月6日 arasan 政治 「戦後民主主義に僕から一票」内田樹(SB新書 2021) この本は、過去に書いたいろいろな媒体への寄稿をまとめた本だそうです。紀伊國屋書店のサイトにはこの本について「・・日本の未来を創る上で重要な4大イシュー、民主主義、政治、憲法、教育について、時代を代表する論客が、その争点を […]
2025年9月4日 / 最終更新日時 : 2025年9月4日 arasan 哲学 「未来は決まっており、自分の意志など存在しない。~心理学的決定論~」妹尾武治(光文社新書 2021) あらかじめ注意 この本を紹介しているいくつかのサイトに、「心理学、生理学、脳科学、量子論、人工知能、仏教、哲学、アート、文学、サブカルを横断し、世界の秘密に挑む。気鋭の心理学者による“トンデモ本”」とありますので、一見、 […]
2025年9月3日 / 最終更新日時 : 2025年9月4日 arasan 政治 「社会的嘘の終わりと新しい自由 2030年代の日本をどう生きるか」渡瀬裕哉(すばる舎 2023) 著者は日本や米国で選挙に関わりキャリアを積んできた人のようです。著者はこの本で、「なぜ、多くの人が懸命に働いても自分の展望が持てないのか?」「なぜ、現代の日本で閉塞感を感じるのか?」そして「その閉塞感を乗り越えて生きてい […]
2025年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年9月8日 arasan 政治 「税金下げろ、規制をなくせ 日本経済復活の処方箋」渡瀬裕哉(光文社新書 2020) 著者は日本や米国で選挙に関わりキャリアを積んできた人のようです。日本は何十年も経済が停滞してきたのですが、著者は、税金と規制が日本の発展を妨げており、停滞から脱却するには減税し規制撤廃を進めるべき、と主張しています。 本 […]
2025年8月30日 / 最終更新日時 : 2025年8月30日 arasan 心理 「無(最高の状態)」鈴木祐(クロスメディア・パブリッシング 2021) 人にはいろいろな不安、悩み、苦しみがあります。これらを解決し、苦しみから逃れるにはどうしたらよいのでしょうか。本書の著者は、苦しみから逃れ、あるいは、心の穏やかさを保つためにどうしたらよいのか、相当な数の書籍、資料を調査 […]
2025年8月29日 / 最終更新日時 : 2025年8月29日 arasan 心理 「最高の体調」鈴木祐(クロスメディア・パブリッシング 2018) 悩み、苦しみ この本は、一言でいうと、体調を良くするにはどうしたらよいか、を調べ考え抜いた本、といえそうです。著者は、人間の悩み、苦しみの原因を明らかにし、そこから逃れる方法を探っています。人間は進化の過程で身につけた、 […]
2025年8月27日 / 最終更新日時 : 2025年8月27日 arasan 政治 「資本主義の預言者たち」 中野剛志 (角川新書 2015) この本につき、紀伊國屋書店の書籍案内には以下のように書かれています。 「高失業率と低成長」が常態化する時代ニュー・ノーマル到来!!ミンスキー、ヴェブレン、ヒルファーディング、ケインズ、シュンペーター、5人の経済学者が預言 […]
2025年8月26日 / 最終更新日時 : 2025年8月26日 arasan 生命 「遺伝子ー親密なる人類史 上、下」シッダールタ・ムカジー (早川書房 2021) 読んで良かった!これがこの本を読んだときの印象です。この本の記述の特徴的なことは、サイエンスである遺伝子の話題が、身内の遺伝病と絡めて話が進められていくことです。そのため、大変深刻な状況がからまり、サイエンスと病・ […]
2025年8月24日 / 最終更新日時 : 2025年8月24日 arasan 哲学 「一度読んだら絶対忘れない 哲学の教科書」ネオ高等遊民(SBクリエイティブ 2024) この著者は、日本初の哲学YouTuberだと自己紹介しています。専門の哲学の研究者ではないようです。 哲学というのは、言葉は難しいし、どうでもいいことをこねくり回しているみたいだし、人の批判ばかりしているし、と凡人にはと […]
2025年8月21日 / 最終更新日時 : 2025年8月25日 arasan 地学 「槍・穂高・上高地 地学ノート」竹下光士、原山智(山と渓谷社 2023) カメラマンの竹下光士氏が地質学者の原山智氏のアドバイスを受けながら書いた本のようです。北アルプス南部がどのような地層からなり、どのように作られたかが書いてあります。この本には非常に沢山の美しい写真がありますが、著者の竹下 […]
2025年8月19日 / 最終更新日時 : 2025年8月19日 arasan 古文・古語 「岡本梨奈の 一冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」岡本梨奈 (KADOKAWA 2016) タイトルの2016年は第1刷発行の年で、私は2021年発行の電子版で読んでいます。 この本は古文の参考書で、文法、単語はきちんと勉強したのに読解ができない、という人に向けで、有名私立大、中堅国公立大の合格レベルまで引き上 […]
2025年8月18日 / 最終更新日時 : 2025年8月19日 arasan 古文・古語 「岡本梨奈の 一冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本」岡本梨奈(KADOKAWA 2019) この本は古典文法の受験参考書なので全部を読み通すのはなかなか難しいところですが、ところどころ見た範囲では、さすが塾の先生が書いた本で、本当に分かりやすく、よくできている参考書だと思います。文法の説明に加え、どうしたら理解 […]
2025年8月16日 / 最終更新日時 : 2025年8月20日 arasan 政治 「テクノ・リバタリアン」橘玲(文春新書 2024) テクノ・リバタリアンとはイーロン・マスクのような論理的・数学的に優れた能力を持つリバタリアンのことだそうです。著者は本書でテクノ・リバタリアニズムが世界を変える唯一の思想だと述べています。 本書では先ず、自由を巡る思想( […]
2025年8月13日 / 最終更新日時 : 2025年8月16日 arasan AI 「LLM入門2:数学で理解する、大規模言語モデルの仕組み 」下田 昌平(Kindleペーパーバック 2025) この本の正式名称は「LLM入門:数学で理解する、大規模言語モデルの仕組み: 機械が言葉を理解する数学的な理由 (LLMマスターシリーズ)」のようです。このブログの別記事に書いた「LLM入門1」の続編で第2巻です。 LLM […]
2025年8月13日 / 最終更新日時 : 2025年8月13日 arasan AI 「LLM入門 1:しくみから学ぶ生成AIの基礎」下田昌平(Kindleペーパーバック 2025) この本の正式名称は、「LLM入門:しくみから学ぶ生成AIの基礎: “使うだけ”から卒業するための、易しいけど深く言語モデルを探求する本 LLMマスターシリーズ」のようです。また、Kindleペーパーバック、というのは、A […]