2025年12月30日 / 最終更新日時 : 2025年12月30日 arasan 心理 「理系バカと文系バカ」竹内薫(PHP新書 2013) 大抵の人には、自分は文系だとか理系だとか思い当たるところがあるものと思います。そして、他人に対してそのラベル貼りをすることもよくありそうです。この本は、結論としては、理系のセンスと文系のセンスを併せ持つことの重要性を書い […]
2025年12月27日 / 最終更新日時 : 2025年12月27日 arasan AI 「生成AI時代の教養 技術の未来への21の問」桐原永叔他、IT批評編集部編著(風濤社 2024 ) この本は、編集者である桐原氏が21人の識者にインタビューする形で書かれています。博識な桐原氏の問により、様々な話題が繰り広げられています。AI、LLM、量子コンピュータなどの分野の歴史、現状、今後が見通せますし、経済、法 […]
2025年12月22日 / 最終更新日時 : 2025年12月22日 arasan AI 「脳の意識 機械の意識」渡辺正峰(中公新書2017) このブログの別記事に、哲学的ゾンビについて書いたことがあります。そのとき、クオリアのない視覚について書いてある本に触れたのですが、どの本だったか思い出せませんでした。しかし、この本に「盲視ークオリアを伴わないヒトの脳の視 […]
2025年12月18日 / 最終更新日時 : 2025年12月18日 arasan AI 「僕とアリスの夏物語 人工知能の、その先へ」谷口忠大(岩波科学ライブラリー 2022) 小説と解説を組み合わせた形式で書かれており、人工知能の入門書としては、とても良くできていると思います。学習漫画の漫画の部分が小説になった感じ、といえばよいのでしょうか。 小説でお話しの舞台が示され、解説で、人工知能とは、 […]
2025年12月14日 / 最終更新日時 : 2025年12月14日 arasan 宗教 「新アジア仏教史15 日本Ⅴ 現代仏教の可能性」末木文美士他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) この巻は、日本編の最終巻であり、本シリーズの最終巻でもあります。出版社によると、この巻につき「文明が及ぼす地球規模の急速な変化とともに様々な問題に直面する現代仏教。大蔵経デジタル化や修行論など仏教に内在する問題、また民俗 […]
2025年12月11日 / 最終更新日時 : 2025年12月11日 arasan 宗教 「新アジア仏教史14 日本Ⅳ 近代国家と仏教」末木文美士他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) この巻は、日本編の4巻目で、明治以降を扱っています。明治になって起きた最大のできごとは神仏分離でした。末尾に目次で示しますように、この巻では多岐にわたる記述がありますが、この記事では、明治始めの神仏分離に伴う廃仏毀釈と比 […]
2025年12月8日 / 最終更新日時 : 2025年12月8日 arasan 歴史 「戦国武将、虚像と実像」呉座勇一(角川新書 2022) 歴史的人物に対する評価は、その時々の大衆の理想・倫理観などの文化的な要因により変わってきた、ということが書かれています。著者のお話しをまとめると、次のようになるかと思います。 我々は皆それぞれ「日本の歴史はこういうものだ […]
2025年12月5日 / 最終更新日時 : 2025年12月6日 arasan 宗教 「新アジア仏教史13 日本Ⅲ 民衆仏教の定着」末木文美士他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) この巻は『新アジア仏教史』シリーズ(全15巻)の日本編第3巻で、近世における民衆仏教信仰、寺院をめぐる仏教世界を記述しています。この巻の目次は次のようになっています。 第1章 キリシタンと仏教第2章 近世国家と仏教第3章 […]
2025年12月1日 / 最終更新日時 : 2025年12月1日 arasan AI 「AIに意識は生まれるか」金井良太 、佐藤喬( Kindle版 2023) 意識、クオリアについて書かれた本はたくさんありますが、この本には、著者の子供の頃からの心に関する疑問とからめ、著者の成長とともにクオリアの理解に近づく様子が書いれています。著者の言葉だと「この本では、研究者としての僕の半 […]
2025年11月29日 / 最終更新日時 : 2025年12月6日 arasan 宗教 「新アジア仏教史12 日本Ⅱ 躍動する中世仏教」末木文美士他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) この巻は、中世仏教史を扱っています。11世紀~16世紀の期間で院政期から戦国期に当たります。以前は、この時代は鎌倉仏教を誕生させ、民衆救済活動に積極的に関わり、社会的にも大きな影響力を持った時代だったとされてきました。そ […]
2025年11月26日 / 最終更新日時 : 2025年11月26日 arasan 歴史 「人体 600万年史 上/下」D.E.リーバーマン(ハヤカワ・ノンフィクション文庫 2017) 2013年に英語版、日本では2015年に単行本として出版、2017年に文庫版出版されています。 この本の目次 はじめに 1章 序論―人間は何に適応しているのか第1部 サルとヒト 2章 直立する類人猿―私たちはいかにして二 […]
2025年11月22日 / 最終更新日時 : 2025年12月6日 arasan 宗教 「新アジア仏教史11 日本Ⅰ 日本仏教の礎」末木文美士他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) 新アジア仏教史はこの11巻目から日本の仏教になります。この巻では、仏教が伝来しそれが広まる状況が書かれています。この巻の目次は下のとおりです。 第1章 仏教の伝来と流通第2章 奈良仏教の展開第3章 最澄・空海の改革第4章 […]
2025年11月20日 / 最終更新日時 : 2025年11月20日 arasan 文学 「新編 日本の面影」ラフカディオ・ハーン(角川ソフィア文庫 2000) 今、朝ドラでは、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルにした「ばけばけ」を放送しています。その中で、朝ドラのヘルン先生(ラフカディオ・ハーン)は今のところ、人の気持ちを解さない人物であるかのように描かれています。 とこ […]
2025年11月19日 / 最終更新日時 : 2025年11月20日 arasan 文学 「小泉八雲全集 決定版日本文学全集」小泉八雲 (文豪e叢書 Kindle版 2022) 私は、朝ドラ「ばけばけ」を毎朝見ています。そのドラマでは、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)がモデルのヘルン先生が変人ぶりを発揮しています。ドラマのヘルン先生は、自分勝手で、人の心が分からない、赤子のような人間だ、という印 […]
2025年11月15日 / 最終更新日時 : 2025年12月6日 arasan 宗教 「新アジア仏教史07 中国Ⅱ 隋唐 興隆・発展する仏教」 沖本克己他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) 本シリーズでは、中国の仏教を伝来期、興隆期、持続期と分けており、本巻は中国仏教の興隆期に当たります。中国仏教は常に国家体制と深くかかわりながら展開したので、教理の変遷だけではなく、国家体制、文化と関わりながら説明した、と […]
2025年11月13日 / 最終更新日時 : 2025年12月6日 arasan 宗教 「新アジア仏教史06 中国Ⅰ 南北朝 仏教の東伝と受容」沖本克己他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) 本シリーズでは、中国の仏教を伝来期、興隆期、持続期と分けていますので、本巻は中国仏教の伝来期に当たります。中国では、インド伝来の仏教思想を「漢訳」(サンスクリット語から漢語に翻訳)するという形で受容しました。そのことが、 […]
2025年11月8日 / 最終更新日時 : 2025年12月14日 arasan 政治 「トッド氏が語る「西洋の敗北」の研究」黒木諭(Kindle版 2025) E.トッドの「西洋の敗北」を読んでみよう、せめて何が書いてあるのか知りたいな、と思っていたところ、この本を見つけてしまいました。この本は、Kindleでしか読めないようですが、表紙には「研究論文」の文字があり、トッドの「 […]
2025年11月5日 / 最終更新日時 : 2025年11月5日 arasan 宗教 「新アジア仏教史05 中央アジア 文明・文化の交差点」奈良康明他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) 第一章では、インドを出て中央アジアで展開された仏教について解説されています。 私達は、仏教を三国伝来と称し、インドから中国へそして日本へ伝わったと理解しています。しかし、インドから直接中国へ伝わったわけではなく、中央アジ […]
2025年11月2日 / 最終更新日時 : 2025年11月2日 arasan 宗教 「新アジア仏教史04 スリランカ・東南アジア 静と動の仏教」奈良康明他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) インドで生まれた仏教は、北へ向かい東アジアに到達し大乗仏教となり、スリランカ及び東南アジアでは上座仏教として広がりました。この巻では、東南アジアを中心とした地域のなかで生活の中に生きている仏教について詳しく解説しています […]
2025年10月30日 / 最終更新日時 : 2025年10月30日 arasan 宗教 「新アジア仏教史03 インドⅢ 仏典からみた仏教世界」奈良康明他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) この巻は、経・律・論の三蔵からなる仏典に焦点をあてたもの、ということです。仏典の量は極めて多く、八万四千あるのだそうです。この巻の目次は下のようになっています。 第1章 仏伝からみえる世界第2章 初期経典と実践第3章 律 […]
2025年10月27日 / 最終更新日時 : 2025年11月7日 arasan 生命 「主体性の進化論」今西錦司(中公新書 1980) 今回はちょっと古い本です。今西進化論というのは私達の世代ではとても懐かしい理論、思想です。生存競争を思い起こさせる淘汰が基本のダーウイン進化論とは異なり、平和な棲み分け理論を中核に据えた今西進化論はなにか心地のよいもので […]
2025年10月25日 / 最終更新日時 : 2025年10月26日 arasan 宗教 「新アジア仏教史02 インドⅡ 仏教の形成と展開」奈良康明他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) この巻は、西洋社会で仏教が再発見される過程、原始仏教の誕生、部派仏教と大乗仏教の成立、そして密教の成立が説明されています。目次は以下のとおりです。 第1章 近代仏教学の形成と展開第2章 原始仏教の世界第3章 仏教教団の展 […]
2025年10月24日 / 最終更新日時 : 2025年10月27日 arasan 宗教 「新アジア仏教史01 インドⅠ 仏教出現の背景」奈良康明他編(佼成出版社 電子書籍版 2018) この本は、佼成出版社の「新アジア仏教史」シリーズの第1巻です。 「新アジア仏教史」シリーズ 1972年に、佼成出版社から「アジア仏教史」全20巻が出版されました。その後、2010年から2011年にかけて、新しい研究業績を […]
2025年10月22日 / 最終更新日時 : 2025年10月24日 arasan 政治 「資本主義全史」的場昭弘(SBクリエイティブ 2022) この本で著者は、資本主義の変遷をたどり、資本主義の本質をつかみ、予測不可能な未来を切り開く、と言っています。資本主義の誕生から終焉までを書いており、資本主義が、西欧、西欧以外を含め、如何に暴力的に自国のあるいは他国の人々 […]
2025年10月20日 / 最終更新日時 : 2025年10月20日 arasan 地球科学 「みんなが知りたい化石の疑問50」北村 雄一(サイエンス・アイ新書 2011) この本の名称は「みんなが知りたい化石の疑問50 一部の化石からどうして全体がわかるの?映画のようにDNAから恐竜を再生できる?」のようです。サイエンス・アイ新書は、科学技術に興味のある高校生から社会人に向けた本だそうで、 […]
2025年10月18日 / 最終更新日時 : 2025年10月18日 arasan 未分類 「トンデモ本の世界」と学会・編(洋泉社 1995) 「トンデモ本」とは何か この本は、かなり前の1995年の出版です。タイトルにある「トンデモ本」とは何かというと「著者が意図したものとは異なる視点から読んで楽しめるもの」だとのことで、要は、常識的に読もうとすると笑ってしま […]
2025年10月15日 / 最終更新日時 : 2025年10月15日 arasan 宇宙 「やっぱり宇宙はすごい」佐々木亮(SB新書 2025) 著者は、独立行政法人理化学研究所やアメリカ航空宇宙局(NASA)の研究員として恒星フレア(太陽フレア)の研究に携わり、大学講師を務めながらPodcast「佐々木亮の宇宙ばなし」を毎日配信しているのだそうです。 とてもわか […]
2025年10月12日 / 最終更新日時 : 2025年10月15日 arasan 宗教 「縄文人の死生観」山田康弘(角川ソフィア文庫 2018) 著者は2008年に「生と死の考古学」を出しており、それを文庫化し再出版したのがこの本だということです。 文字記録のない縄文時代の死生観を一体どうやって推測するのか不思議なのですが、著者は、埋葬の方法、状況から、縄文時代の […]
2025年10月10日 / 最終更新日時 : 2025年10月11日 arasan 宗教 「反知性主義―アメリカが生んだ「熱病」の正体―」松本あんり(新潮選書 2015) 新潮社のサイトでは、この本について以下のように紹介されています。 アメリカでは、なぜ反インテリの風潮が強いのか。なぜキリスト教が異様に盛んなのか。なぜビジネスマンが自己啓発に熱心なのか。なぜ政治が極端な道徳主義に走るのか […]
2025年10月8日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 arasan 気象・気候 「山岳大全シリーズ2 山岳気象大全」猪熊隆之(山と渓谷社 2011) 著者は「山岳気象予報士」と呼ばれる、山岳の気象に関して評価の高い人のようです。タイトルにあるように、この本は、登山において命に関わる非常に重要な気象について登山家たちに伝える本です。 登山する人が山の気象を理解できるよう […]